1)Comet Baseとは何か?
PB2400をご使用の方ならお解りだと思いますが、PB2400は熱いです。どのくらい熱いかというと、パームレストは汗でベトベト、トラックパッドは火傷しそうなくらい熱くなります。まずその熱の原因を探ってみましょう。
発熱の原因は主にCPU、ハードディスク、メモリでしょう。特にPB2400は603eとはいえ、180MHzという高クロックでCPUを回してますので発熱量はかなり大きいはず。そのCPUを小さい筐体に実装しているPB2400は筐体裏一面に熱伝導率の異なる素材を張り巡らし、底面全体で熱を逃がす仕組になっています。ですから座布団や膝の上などに置きますと非常に内部温度が高くなり、熱暴走の可能性もまた高くなるわけです。
特に熱くなるのは左側パームレスト、トラックパッド部分です。(下図参照)
図のように、左側パームレスト下はボード上部にメモリ、下部にHDDが配置されています。トラックパッド部分にはHDDとCPUが。発熱する部品が中央から左側の手前に集中していることが解ります。(ちなみに上図で空白になっている部分にはバッテリが入ります。PB2400に関して言えば、バッテリの発熱は非常に低い)
実際にユーザの手に触れる部分が最も発熱するために、PB2400はとても熱いマシンに感じてしまうわけです。
このマシンを冷やす方法として最も実際的なのは、底面を冷やすことでしょう。Comet Baseはこの発想から生まれました。
2)材料
- アルミ板・・近くのDIYショップで買った。2mm X 225mm X 300mm。1,100円也。
- ゴム板・・・同じくDIYショップで。「エアーゴム・M カッティン・ラバー」480円也。
3)工具
- 金ヤスリ・・中目の鉄工用ヤスリ。300円くらい。
- 紙ヤスリ・・120番。50円くらい。
4)製作
といっても全然大げさなものではありません。わざわざページ設けるのが恥ずかしいくらいです。底面に熱伝導率のいい金属を敷き、放熱と足の無いPB2400に角度をつけるために足をつける。これだけです。短時間と低コストを念頭に置いてますので、材料は上記の安いもので揃えました。問題となるのは足の部分。金属だと角度出しが大変。今回はいくつかの素材の中からエアーゴムという中空のゴム製品を採用。これがなかなかいい具合です。
製作で一番最初にやらないといけないのはアルミ板の面取り。市販のアルミ板は大抵手が切れそうな位エッジが立ってます。鉄工ヤスリで角を削り、指で撫でて凹凸が無くなるまで紙ヤスリで削ります。実質的な作業はこれだけです。
5)効果
Jeremy's Temperature CSMで計測したところ、温度で言えば効果は殆ど無し。ただ、マイPB2400の上限温度、65度になるまでの時間は若干延びた印象。アルミ板自身かなり熱を持っているので、飽和してる感じです。今後の課題は本体とベースを密着させること、ベース自体の放熱。この二点です。ここまで来たらペルチェの導入も考えてます。現在その道の人々の意見を参考にしつつ、考案中。Comet Base MkIIの製作記を請うご期待!