Comet Base MKII製作記

殆ど効果の無かったComet Base。
生まれ変わったMkIIを一挙公開!

1)Comet Base MKIIとは何か?(Comet Base製作記を先に読んで下さい)

 殆ど効果の無かったComet Base。その敗因は底面に敷くアルミ板が熱を吸い取りきれない点と、底面にPB2400が密着していない点にありました。その二点を克服すべく、改良されて誕生したのがComet Base MKII(以下Mk II)です。

2)材料(写真は材料名をクリックしてください。)

Comet Base・・・・・1ケ。
CPU用ヒートシンク・・会社の余り物を流用。Pentium用2ケ。
シリコングリス・・・・ヒートシンクをアルミ板に密着させるため。200円也。
リード線・・・・・・・配線用。300円也。
ACアダプタ ・・・・・ヒートシンクへの電源供給用。1,950円也。
プラグ・・・・・・・・ACアダプタから配線するためのプラグ。100円也。
アルミメッシュ・・・・ファンカバー。270円也。
 

3)工具

ドリル・・・先輩に借りた。手がしびれる。
紙ヤスリ・・120番。50円くらい。

4)製作

 まず第一にアルミ板と2400を密着させることにします。ご存じの通り、2400には小さなゴム製の足が4つ取りつけられています。これがあるおかげでアルミ板との間に隙間が空いてしまうわけです。そこで、アルミ板に穴を開けて、足が穴に入ってしまう構造にすることにしました。

 正確に寸法をはかり、4箇所に穴を開けます。ただし、左側に(理由は後述)CPUクーラーを取り付けないといけないので、右側から合わせるように寸法を取ります。

 寸法を取ったら、センターポンチでアルミ板を凹ませて、径の小さいドリルで穴を開けます。徐々に径を上げていき、最後に面取りカッターで慣らします。文章で書くとこれだけですが、この工程で約1時間かかってます。(工具の説明は上記のドリルからリンクで)

哀れ傷モノにされたComet Base。

 くれぐれも穴は正確に。そしてずらした拍子にゴム足が取れてしまわないように、極力エッジを落しましょう

次に、アルミ板の熱問題にかかります。Comet Baseで使用しているアルミ板は2mm。大きさもA4程度ですから、すぐに熱が飽和します。熱容量を増やすためには、金属の体積を増やすか、金属を冷却するしかありません。体積を増やすとなるとアルミの塊からの削りだしという気の遠くなる作業が待ってますので、今回はアルミ板冷却の方法を取りました。

 ちょうど会社にヒートシンクが遊んでいたのでお借りすることに。(借りてるんですよ、あくまで)ヒートシンクをアルミ板に密着させてアルミ板を冷やそうという作戦です。

 まずCPUクーラーから伸びているリード線の端子を外します。ニッパーで線をぶった切ればいいんですが、あくまで借り物ですから、元に戻せないと鉄拳制裁が待っているかも知れません。クリップを使って丁寧に外します。こんな感じで丁寧に。

 私の場合、CPUクーラーを二つゲットいや、借りることが出来ましたので、端子を外した線をリード線で束ねて、それをACアダプタとのコネクタに接続する必要があります。単純なことですが、画像はこちら

 ここまで出来たら、ACアダプタとコネクタを接続してファンが回るか確認しましょう。今回使用したCPUクーラーは12V12Vを電池で動かすのはアレなんで、ACアダプタを購入しました。ちゃんとCPUに合ったACアダプタを購入しましょう。また、ACアダプタとコネクタの径は店頭で確認するように。私、出してきたオヤジを信じた為に、100円の部品交換に1時間もかけちゃいましたよ。

 ここまで出来たら後は簡単です。CPUクーラーの裏にシリコングリスを塗って、アルミ板にテープで止めます。左側につける理由は、PCカード部分もかなり熱を持つからです。

キレイにお化粧をしたクーラー達。

 おっと忘れるところでした。ファンが危険です。私は左手小指の皮を切ってしまいました。ちゃんとメッシュをファンの上辺りに貼って、安心して使えるようにしましょう。こんな感じです。

これが完成写真です。

試作品らしい表面処理の荒さが素敵。

見えないところには気を配らない、それがオレ流。

恐ろしい機械です。指がトビそう。(この時にはまだメッシュを貼ってません)

 

5)効果

 Jeremy's Temperature CSMでは約5度の温度低下が見られました。ただし、劇的に改善されたわけではなく、トラックパッドもまだ少し熱を持っています。今回の敗因は、2400の底面が湾曲している点です。そのために密着させることが出来ませんでした。穴を開けて実際に置くまで気付かなかった私も私ですね。トホホ・・・。

 効果に対して弱点が多すぎるのが、今回の反省点です。電源が必要、うるさい、危ない。この3つでしょうか。特に音は結構気になります。手に風が当たって、大草原でモバイルしているような錯覚に陥る点でプラマイゼロでしょうか。(ウソ)

 とにかくComet Baseのアーキテクチャを引き継いでますので、この辺りが限界かと思います。次のモデルの設計も始めてますので、Comet Base Ultraにご期待下さい!

 最後に。誰も真似する人なんていないと思いますが、もし俺も作るぞ!と思い立った方。止した方がいいです。


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