[追加情報] (10/13 Update!)
(1)出会い
私はソフト会社に勤務しています。数年前、社内にLANを導入した時はNetwareベース、現在はNTベースへと移行しつつあります。思えば、Netware時代は楽でした。クライアント同士が資源を共有し合うことがなかったのですから。Netware ServerにMac用のサービスをインストールすることで事足りてました。
時は移り、今やNT全盛時代。弊社もNTに移行しつつあります。Netwareと同じく、NTにもMacintosh用のサービスをぶち込んで一安心・・・。出来ないんですよね、これが。Microsoft Windows Network(長いなあ。以下MWN)がメインになってくると、ちょっとしたファイルの受け渡しにサーバを介することがなくなって、クライアント同士で資源を公開するケースが増えてきました。丁度サーバの無いAppleTalkネットワークみたいな感じです。社内に数人しかいないMacユーザは途方に暮れました。仲間に入れてもらえない・・・・。そうなんです。MWNにいる皆さんと話をしようにも、親方(NT Server)を通さないと話が出来ないヤクザな世界になってしまっているんです。シアトルに向かって罵声を発しても、彼らの耳までは届きませんでした。(笹塚なら届いたかも知れません)
MWNがメインになってから、Macユーザが仲間外れにされる毎日が続きました。そんなある日、某Mac雑誌で記事を見かけました。どっかの国のExpoの記事です。そこにサラリと「DAVEというソフトが展示されていた。NetBEUIで通信することが出来る」と書いてあるじゃないッスか!
私は目を疑いました。そんなソフトがあっていいのか?とりあえずinfoseek.comでDAVEを検索。1万件のヒットの中から探し当てました。アメリカThursby社です。値段は・・・$179!た、高い!馴染みのPowerCityのDaveに聞いてもそんなソフト知らないよ、と言われる始末。(見積をお願いするとき、DAVEと言っても君じゃないよ、と担当者のDaveにアメリカンジョークをかましてみたのですが、あっさり流されました。)しょうがないんで$179でThursbyに申し込みました。
(2)到着・設定
届きました、DAVE。(パッケージはこちら。日本でこのパッケージ見たことある人何人いるんでしょ)大きさはちょうどMac OS 8のパッケージくらい。中味はフロッピーと一昔前のMacみたいな装丁のマニュアル。当然英文ですが、親切なマニュアルです。皆様もご存じの通り、NetBEUIはルーターを越えられません。大きなネットワークでMWNを使用するときは、MWNクライアントサービスをTCP/IPプロトコルにバインドする方法をとります。要はプロトコルをTCP/IPだけにしてもMWNは構成できるのですね。(SMBとかその辺りが絡んでます。この場では割愛)その仕組を利用してMWNにクライアントとして参加する為のソフト、それがDAVEです。(Version 1.xでは自分の資源を共有させることは出来ません)そのため、TCP/IPを話すことが最低条件です。
早速インストール。機能拡張一つとコントロールパネル数個、おまけにAppleメニューフォルダの中に一つアプリケーションが。リスタートしてNetBIOSコントロールパネルを開いてセッティングを行ないます。ここではネットワークに関する詳細な設定も出来ますが、まあデフォルトでok。逆に設定しないといけないのはマシン名とドメイン名のみ。IPアドレスの割当が済んでいれば、これだけでMWNに参加できるはずです。たったこれだけなので、梱包を解いてMWNに参加するまで15分くらいで終わりました。
(3)実際の感想・制限
ファーストインプレッションとしては、便利の一言。従来はWin・Macの両方からアクセスできる設定のNetwareサーバに一旦ファイルを置いてやり取りを行なっていたのですが、それがダイレクトに行なえるようになりました。速度的にはNTのMacintoshサービスよりはもちろん遅いです。というか、結構遅いです。問題となるのは日本語ファイル名。95が公開している共有資源では漢字が使用されていても問題ないんですが、NTではダメ。やはりUnicodeが悪さをしているんでしょうか。
(4)バージョン2についてご投稿(菊地様より)
菊地様よりDAVEに関する情報を頂きました。私は$179で買いました。学生の皆様にはアカデミックプライスがあるそうです。約$60!
バージョン1は通信販売でThursbyから直接買ったのですが、大学に勤めております関係で、安く手に入れることができました。educational pricingとやらです。
というのが、向こうから知らせてきたものの写しです。
さて、DAVEのバージョン1は「MacintoshからWindowsのファイルを使う」一方通行でしたよね。
私の場合、バージョン2に期待していたことはただひとつ。「Windows95からMachintoshのファイルを使える」こと。
Thursbyから電子メールで送っていただいたβ版(2.0beta4)をPB2400cにインストールしてみました。PB2400cをクライアントにWindows95へ。これはバージョン1のときと変わらない景色です。
さて、Windows95(Panasonicのノートです)に移って、「ネットワークコンピュータ」をクリックすると、、、
出ました「Comet」の文字。
もちろん、ファイルのアクセスも問題ありません。ただし、MacOS上にある日本語のファイル名は認識できないようです。文字化けを起こすだけでなく、アクセス自体ができません。
(PB2400c側からは、Windows95上のファイル名が日本語であっても、問題ありません。)
今迄は、PC MACLAN(ご存じとは思いますが、念のため。Windows95にインストールするAppleTalkプロトコルです。ディアイティ社 http://www.dit.co.jp/。このソフトウェアもなかなかのものです。)を使ってきましたが、2400cのような可搬型のPCには、そしてMicrosoft Windows Networkがすでに使われている環境では、DAVEの方が圧倒的に有利です。
私の場合は、勤務先でのPCは殆どWindows95。その中にPB2400cを滑り込ませるには、DAVE2はもってこいです。これで後は、MacOS版のMicrosoft Office 98を待つばかり。
加えて、リバースのetherケーブル一本で自分のWindowsマシンと1対1で接続できて、これまた便利です。
来月にはDAVE2.0の製品版が発売されるようです。因に、今、バージョン1を買うと、DAVE2.0へは無償でバージョンアップしてくれるそうです。
教育機関への特別価格について、Thursbyに確認してみましたが、今も変わっていないようです。とても便利なソフトウェアなのに、少なくとも国内では使っている人を見かけません。特に教育機関への$59.95という価格なら「買い」ですよね。それを皆さんに知らせてあげてください。
3/20:日本語版情報
3/ 3:8.1にすると・・・
2/22:中野様からのご投稿。