藤田様からいただいたレポート第二弾はエミュレータに関する詳細レポート!
先週からこっち、時間が全然とれないうちに多くの方が各種Reportを発表なさっており、いまさらワタクシのReportなどなんら新鮮味がなくなってしまいましたが、とりあえずお約束なので引き続き投稿させていただきます。
今回は、G3化して実用域に入ったと思われるPCエミュレーションソフトウェアについてです。
■被験PowerBook
今回のReport対象であるPowerBook2400cは、
となっています。
PCエミュレーションソフトウェアは、
割当メモリ:48MB、うちPCメモリ:32MB、VRAM:2MB
画面モード:800x600,16bitカラー
を使用しました。
■HDBENCH
とりあえず相対的な性能を確認するため、ベンチマークソフトのHDBENCH 2.51を使用してみました。
測定は以下の3条件で行いました。
(1) 2次キャッシュ 512k、キャッシュバス130MHz 結果1 結果2
各条件に於ける結果はスクリーンショットを見てください。
■PCとの相対性能は?
前項の結果を見る限り、PPC750/260MHzにおいては、CPU性能においてはMMX Pentium 166MHzに対し浮動小数点演算性能が若干劣る程度でほぼ互角でした。
グラフィック性能は、およびじゃ無い状態ですので載せませんでした。 グラフィックアクセラレータ無しの古いオンボードビデオ回路、と言ったところでしょうか。
ディスク性能は、特にエミュレーションというハンデは無いようで、互角かまあまあ速い部類と考えて良いでしょう。 これも載せませんでした。
なお、16.9MBのLZHファイルをLHASAを用いて展開するのに要する時間をはかってみました。
CPU性能の割には時間がかかっています。 ちなみに両者とも、ディスクのHDBENCHの結果はほぼ同じでした。
試しにMPEG Movie(データレート249KB/sec)を再生してみましたが、かろうじて再生は出来るものの、コマ落ちまくりのつっかかりまくりでした。 まだまだかな。
■2次キャッシュ容量の影響
(1)と(2)の結果から、2次キャッシュの容量の差がかなりあることがうかがえます。
もっとも、ベンチマークプログラムそのものの使用するメモリ容量が小さいからかも知れませんが。
SoftWindowsは、2次キャッシュが1Mあるとかなり性能が上がるようですね。
Virtual PCについても、8500/G3で比較使用した経験から、2次キャッシュ1Mはかなり効くようです。
■2次キャッシュバス速度の影響
(2)と(3)の結果から、2次キャッシュバス速度の差はほとんど無いことがうかがえます。
これは他のところでも説明しようと思っているのですが、ことMacOSを動作させる場合においては、普通は2次キャッシュバスレシオは1:2あたりで十分であり、1:1.5や1:1に引き上げても、さほど性能は上がりません(ベンチマーク、体感共に)。 内蔵の1次キャッシュが命令32K/データ32Kと大容量である上に、2次キャッシュバスのデータ幅が64ビットと十分な幅を持っており、ここから供給される命令/データをさほど高速には消化していないためと考えられます。(注:PPC750の命令長は32bit)
ただ、大量のデータ処理をシーケンシャルに行うケースなどにおいては、NUpowrG3コントロールパネル上で「Copy-Back」を選択している場合は、2次キャッシュバス速度が聞いてくるものと思われます。 これは後日別の実験で実証してみたいと思います。
■体感速度
G3を装着する前の2400cでは、SoftWindowsはとても実用的とは言えませんでしたが、G3化したことで、グラフィック重視のゲームなどでなければ、そこそこ使い物になる、と言うのが私の感想です。
クラリスインパクトのWindows版を試しにインストールして見ましたが、ストレス無く使用できます。 ほんとはMS Officeを入れてみたいのだけど、今余分なライセンスが無いもんで出来ませんでした。
ただ、SoftWindowsはMac側の日本語IMを使用して日本語入力が出来るのですが、これが結構遅く、SoftWindows側のMS-IMEを使用した方が良いような感じでした。
今回はここまで。
次回は発熱関係行きます。 今書きかけているので、少々お待ちください。