ネイチャーモバイラー

渓流の次は山。それも日本の最高峰を目指す!

 

 約1年前、岡山の渓流でのモバイルを果たし、ネイチャーモバイラー(略してネーモバ)の称号を欲しいままにした俺。だが、一度目覚めたモバイラーの血はそんな程度のことでは静めることはできなかった。

もう一人のネイチャーモバイラー、山りんご氏との出会いは、俺の新たなモバイルフィールドを見いだすきっかけとなった。

「次は、山だな…」

だが、只の山では駄目だ。目指すなら、やはり最高峰を目指すべきだ。

そして日本の最高峰と言えば……。

 目的地は決まった。

待っていろ、富士山。夏になったらお前の頂上で、モバイルしてやる。

 日程はシーズンも終盤の8/28,29。

初日は5合目から3時間かけて8合目の山小屋まで登った。老人と外国人が意外なほど多い。しかも外国人の多くは10度を下回る気温をものともせず、ノースリーブに単パンだ。くそっ。いい気になっていられるのも今の内だぜ。明日は、きっとお前らをアッと言わせてやる。

 翌日の朝3時。日の出を山頂から眺めるため我々は山小屋を出発した。真冬並の寒さと想像以上の急勾配が俺達を苦しめる。頂上を目の前にして気持ちが萎えそうになる。

「なんでわざわざこんな重いものを背負って登山なんかしてるんだ?」

「そんな事して何か意味があるのか?」

不足する酸素が俺達に幻聴を聞かせた。

だが俺達はここでくじける訳にはいかない。

何故か?何故なら俺達は

モバイラーだからだ!

 

 標高3776m。やった。ついに俺達はモバイラーとして日本の(地理的な)頂点を極めたのだ。見たか、スティーブ!!あとジェイソン!

もちろん見ている筈など無い。だが、そんなことなど構わずに、俺達はパワーキーを力強く押し込んだ。

「ジャーン」

霊峰富士の山頂にPowerBookの起動音が響きわたる。まさに至福の瞬間だ。

 山頂に腰を下ろしMapFanを起動する俺。しかしさすがのMapFanも登山道まではフォローしていなかった。うおお!意味が無え!!

 

 

 山りんご氏に至っては、なんと頂上からホームページの更新を敢行!恐るべし、山りんご氏!そして恐るべしNTT DoCoMo!

 かくして俺達はモバイラーとしての頂点(地理的なね)を極めた。

だが、俺達の熱いモバイル魂は新たな難関を常に求めている。

ネイチャーモバイラーシリーズはまだまだ終わらない。

次なる冒険を刮目して待て!!


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