サーバってなに?


■簡単なサーバ

サーバを構築すると聞くと、なんだか専用のコンピュータやソフトウェアが必要だと思われがちですが、実は、簡単なものであれば特別なハードやソフトを用意しなくてもサーバを構築することが可能です。
ここでは、OSに最初から含まれている機能を利用してサーバを構築する方法を紹介します。


■単なるファイル共有、プリンタ共有

□ファイル共有機能を利用する
比較的初期の頃からMacはネットワークの機能を装備し、ファイル共有等をおこなう「AppleTalk」という仕組みが実装されていました。AppleTalkを利用することにより、シリアルケーブルやEthernetで接続されたMacintosh同士でファイルやプリンタを共有することができたのです。
現在のMacOSでは、ファイル共有というコントロールパネルで設定することによって設定したマシンをサーバとして運用することが可能となっています。
ネットワークに接続した他のMacintoshの「セレクタ」を起動すると、ファイル共有されているMacintoshの名前が表示されます。それを選択してユーザ名とパスワードを打ち込むことによりサーバにアクセスすることができます。
この仕組みは、中規模サーバソフトウェアであるAppleShareIPServer においても基本的には全く一緒です。

□USBプリンタ共有を利用する
市販されている多くのプリンタはUSBなどで接続するタイプで、基本的に接続されているパソコンでしか利用できません。他のパソコンで利用したい場合には、プリンタを接続し直す等、大変面倒な手続きをしないと利用できません。
企業等で利用されているプリンタの多くは、この問題点を解決するためにEthernet端子を装備したネットワークプリンタとなっております。これにより、一台のプリンタを複数のパソコンで利用することが可能です。しかし、ネットワーク対応のプリンタはそうでないプリンタとくらべて高価であると言う難点があります。
Mac OS 9からは、「USBプリンタ共有」というコントロールパネルを利用してネットワークプリンタではない普通のUSB接続のプリンタを他のパソコンから利用できるようにする機能が加わりました。「USBプリンタ共有」の設定を「ON」にして、セレクタのプリンタの設定でプリンタの共有を許可するだけでお使いのMacintoshがプリンタサーバになります。

□市販のプリンタサーバを利用する
Macintoshに対応したプリントサーバがなかなかありませんでしたが、LogitecからMac&Win両対応のプリントサーバ(LAN-PSWM)が発売されました。これを利用する事により有線LAN環境下でのプリンタの共有が可能になります。しかも、セントロコネクタが装備されているプリンタならほとんどの機種が対応しているところが良いですね。こちらで入手する事が可能です。注文時にこのページを見たと言うと特典があるかも?

□ワイヤレスプリンタクライアントを利用する
プリンタに依存しますが、メーカによってはプリンタに無線LANアダプタを取り付ける事によりネットワークプリンタとして使用できるものもあります。汎用の無線LANアダプタも出てくるかも知れませんので、それを使用するのも手ですね。


■Web共有でサーバ構築

□Web共有を利用する
Mac OS 8.5から追加された機能で「Web共有」があります。
Web共有を利用することで、お使いのMacintoshがWebサーバとして機能します。インターネットに接続されている場合、指定されたフォルダにHTMLファイルを入れておくだけで、ホームページを公開することが可能です。もちろん、アクセスする場合にはNetScapeやIEなどのブラウザソフトを利用します。
臨時で利用する場合には192.168.1.1などのIPアドレスを打ち込んでアクセスする方法しかありませんが、固定IPを割りふられている人は、www.domain.co.jpなどのドメイン名を設定して一般的な企業やプロバイダと遜色ないWebサーバを構築することが可能です。

□Mac OS X のWeb共有を利用する
Mac OS Xに実装されているWeb共有はAppleオリジナルなものでなく、UNIXの世界でも定評のあるApachを利用しております。商用プロバイダでも使用しているくらいのものですので、パフォーマンスと安定性は言うまでもありません。しかも、Mac OS XのGUIの設定により簡単に設定して共有する事が可能となっております。もちろん、UNIXに詳しい人はコマンドをたたいて詳細な設定を行う事が可能です。


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