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PowerBook 2400c Perfect Guide

PowerBook 2400cパーフェクトガイド

PowerBook 2400cパーフェクトガイド制作委員会

CONTENTS

前書きより

 とかく「思い入れ」で語られるMacintoshですが,1997年5月に発売されたPowerBook 2400c/180ほど,日本のユーザーにとって「思い入れ」の深いマシンはないでしょう。ワールドワイドに営業展開するアップルコンピュータとしても,ナンバーワン市場である米国市場を中心に商品構成を考えるのは当然のことといえます。しかし,「世界第2位の市場」とアップルも認めている日本市場に対しては,残念ながらなおざりにされてきたといっても過言ではありません。そうした状況の中で,日本ではほかの市場にはない,独自の市場性を生み出していったのです。それが「サブノート」市場です。

 「重量は2kg以下」と定義されているサブノートは,欧米に較べて住環境が貧弱で体格も小さく,かつ「道具好き」な日本人にとって,非常に魅力的な商品でした。市場競争の激しいWindows陣営では,早くからサブノートの存在に注目し,次々にコンパクトかつ高性能で魅力的な商品がリリースされていました。

 Macintoshシリーズにも「PowerBook」シリーズというノートモデルがあり,さらに「PowerBook Duo」シリーズというコンパクトノートの先駆け的なモデルが存在していましたが,パフォーマンスはともかく,けっして軽量・コンパクトなサブノートとは別物だったのです。

 アップルコンピュータの日本法人も,1992年ごろにはすでに米国と日本のノート市場の違いを痛感していたそうです。しかし,アップル本社には,コンパクトなサブノートをつくる技術がない(つくるつもりがない?)。そこでThinkPadシリーズを持ち,PowerPC陣営の一画であったIBMの日本法人,日本アイ・ビー・エムとのジョイントによるサブノートPowerBookの開発がスタートしたのです。時に1996年初頭のことでした。

 日本市場を中心に考え,日本の技術者が開発し,日本の工場で生産されたPowerBook 2400cシリーズ。ここにはもはや性能を超えた,「思い入れ」の存在があります。そう,ちょうどワールドカップサッカーに日本の代表を送り込んだサポーターたちのような,無条件の「思い入れ」があるのです。

 この本には,そんな2400ユーザー(サポーター)たちのの思い入れがいっぱい詰まっています。この本を手にされた方の思い入れをさらにそそぎ込んで,思う存分溢れさせてください。それがこの本に携わったわれわれ1人ひとりの願いです。

2400グラフィティ


 写真と山川健一氏の文章でつづる2400の魅力。イメージ写真及び細部のアップ,ユーザーやショップの手でカスタマイズされた2400の写真集。

2400開発ストーリー


 アップルの開発者が語る2400の魅力。

2400大解剖


 2400の分解写真や図を使った,2400のハードウェアの解説。2400の分解方法を細かく解説するほか,2400c/180と2400c/240の両方を紹介。細部の違いを見せる。

2400ユーザーインタビュー


 2400のコアなユーザーの方々に思い入れを語ってもらうインタビュー/コラムページ。サイト紹介も兼ねる。また,MacUser誌で連載していたテストリポートの中から,現Macintosh WIRE編集長,松尾公也の担当した2400長期レビューを抜粋して掲載。

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ハードウェアカスタマイズ


 メモリの増設やハードディスクの交換から,ランプ類の交換,熱伝導シリコーンの取り付け,USキーボードへの交換,カッティングシートによるカラーリングまで,2400のカスタマイズ方法を紹介する。

ショップ&メーカー紹介


 2400に強くコミットしているショップやメーカーを紹介。紹介予定はクイックガレージ,PowerYU,アミュレット,国立商店,パソコンランドZOO,Newer Technology,インタウェア。

周辺機器紹介


 2400対応の基本的な周辺機器を紹介。

PowerBookシリーズの変遷


 PowerBookシリーズの変遷と,歴代マシンのスペックを紹介し,2400の位置づけを確認する。

 

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