98/10/27 改訂
インストール作業に関します質問、相談等につきましては極力、このホームページの管理者である nakashin がお応えしていくつもりです。遠慮なくご連絡ください。
また、このページでリンクしている ftp ディレクトリの内容や構成は、変わる場合があります。細かい情報については、随時 Linux News で紹介しますので、そちらも参照してください。
ただし、申すまでもありませんが、以下の方法で障害・不具合・データ消失等が生じたとしても、当方は一切、責任を負いません。あくまでもご自分の責任においてインストール作業に取りかかってください。
あえて独断で言えば、PowerBook には LinuxPPC (TurboLinux)しかなかろうと断言できます。
インストール方法は種々、試されています(★印は、私も実際に経験しました)。
私の場合、最初は Jaz ドライブに MkLinux をインストールして、カーネルだけを入れ換えたりしていましたが、現在は内蔵 IDE に直接 Linux PPC を入れています。
以下では、Linux PPC を内蔵IDE に直にインストールする方法について説明します。
(上記5番目(に似た)のやり方については、小寺敏郎さんのページにも書かれています)
CD-ROM がない場合、以下をダウンロードして MacOS の HFS パーティションに入れておきます。HFS+ パーティションは、現状ではインストーラが読めないので、外付けでも何でもいいので、HFS パーティションを準備してください。また、バイナリに関しては、Fetch や NetFinder などの FTP ツールを使ってバイナリモードでダウンロードしてください。
注意を要するのは、pdisk の使い方でしょう。Linux 用のパーティションを、さらに「/ (ルートディレクトリ)」「/swap (スワップ領域」「/usr (ユーザ領域)」などに切り分ける、パーティション・テーブル書き換えのためのユーティリティです。RedHat インストーラの途中で起動します。
以下のコマンドがあります。
(G3 series ユーザは、現状、内蔵 IDE ドライヴから起動できず、フロッピーブートするしかありません。カーネルの入れ換えではなくフロッピーブート法として以下、ご参照ください)
古いヴァージョンの vmlinux をインストールした場合は、カーネルを入れ換える必要があります。vmlinux.coff の入ったフロッピーを差します。
OF 環境で、今度は
boot fd:vmlinux.coff root=/dev/hda[root のパーティション番号]
とタイプします。
インストールがうまくいっていれば、画面が青くなり、左肩にかわいいペンギンさんの絵が登場します。いよいよ、Linux が立ち上がっていきます。
login : プロンプトが出たら、root とタイプし、続いて password : と出たらインストーラで設定したパスワードを入れましょう。
さて、この状態でも使えますが、いちいちフロッピーで立ち上げるのも面倒です。インストーラが入れたカーネルを PB3400(2400) 対応ヴァージョンと入れ換えましょう。
たとえば次の手順で、ダウンロードしておいた Linux カーネルの入った HFS パーティションをマウントし、vmlinux.gz を Linux パーティションにコピーしてきます。
cd ~ (home ディレクトリに移動。これはどこでもいい)
hmount /dev/hda[vmlinux.gz の入っている HFS パーティション番号]
hcd [vmlinux.gz の入っているフォルダ。フォルダの区切りには : を使う]
hcopy -r vmlinux.gz . (カレント・ディレクトリにコピー)
gunzip vmlinux.gz (解凍)
mv /boot/vmlinux /boot/vmlinux.old (古いカーネルの保存)
mv ./vmlinux /boot/ (カーネル入れ換え)
hmount、hcd、hcopy は、それぞれ Linux から HFS フォーマットのパーティションを操作するコマンドです。詳しくは man (Linux のオンラインマニュアル)を参照してください。
今後も、新ヴァージョンのカーネルへの入れ換えは、上記の手順を踏めばいいでしょう。
G3 series の方は、8/1 時点では内蔵 IDE から起動できないようです。boot-file でルートのパーティションだけ設定しておいて boot fd:installer.coff と打つか、boot fd:installer.coff root=/dev/hda[root のパーティション番号(10進数)] と打って起動します。
この時、何秒か待ってもフロッピーが動かないようでしたら、強制的に再起動して、再度 boot fd:installer.coff 云々を繰り返します。
さあ、Linux を立ち上げましょう。root でログインしたら、まずは通常の作業を行うユーザを作りましょう。これは adduser コマンドで行います。
続けてやりたいのは、X サーヴァの入れ換えです。手順は、カーネルの入れ換えのところと似ています。
ゲットしておいた PB3400、2400 用 Xpmac.gz を gunzip Xpmac.gz 、続いて chmod 4511 Xpmac とやってから、/usr/X11R6/bin/ にあるものと置き換えます(mv Xpmac /usr/X11R6/bin/)。さらに念のため ln -s /usr/X11R6/bin/Xpmac /usr/X11/Xとします。
RedHat インストーラでインストールすると、X Windows もかなりカスタマイズされた状態になっています。デフォルトでは、startx とタイプすると、KDE というユーザフレンドリな環境か、AfterStep というなかなかクールなウィンドウ・マネージャが起動するはずです。おっと、その前に、G3 series 以外の方は、root 権限で vmode 10 16 とタイプしておきましょう。X Windows が 16bit モードで立ち上がりますよ;-)。このあたり、PC 互換機のノートPC に比べて、はるかに簡単に 800x600 @16bpp モードが使えるのはたいしたものです。
ネットワーク環境については、PB2400/3400 ではカーネルを 2.1.103 以降にして pcmcia-cs パッケージをインストールすれば、PCMCIA の LAN カードが使えます。ただし、pcmcia-cs がサポートをうたっているカードであっても、PPC ではエンディアンがらみのトラブルゆえか動かない場合があります。
G3 series では、内蔵のイーサ・カードが何の苦もなく動きます。
さあ、ここまできたら、あとはがんがん Linux アプリケーションをインストールするだけです。
ウィンドウ・マネージャを話題の Enlightenment にするもよし。日本語環境を整えるもよし。Netscape を入れてインターネット・サーフィンするもよし。何でもござれです。
これらについては、別項で詳しく説明していきます。