かく言う私は反射神経がイマイチで面倒臭がりで飽きっぽいときてまして、ゲームはほとんどやりません。ただ、以前も書きましたが、xhextris だけはレトロ感覚を喚起されるとあって、ちょくちょくやっています(cxhextris として rpm パッケージにもなっています)。あと、よく人に見せてあげるのは xbill です。シュールな笑いがとれます。
ところで、“X ならではというゲームはあるのか”と聞かれると、ちょっと困りますね。結局、他のプラットホームから移植したものばかりかも知れません。それでもゲームソフトを自分でコンパイルして、環境を整えて動かす、という感覚がいいんですね。あとは、何となくアングラなムードとか、素人臭い(というかユーザに媚びない)インタフェースなんかは、パソコンが出たての頃の名残をとどめていて、非常に愛らしい気がします。
MacOS という洗練された OS があるのに Linux に食指が動いてしまうのも、これとよく似ています。荒削りのよさ。自分でタイトにチューンできる征服感。そしてヒッピー的ムード漂うコミュニティー。マイコンいじり始めたころの新鮮な興奮が、そこにはあります。
いや〜、X でゲームって考えてみればかなり贅沢です。
Another deep world
昨日、VAIO 505 の話題に触れましたが、こちらもかなりディープなユーザがいるようです。「vaio505(PCG-505)君とあそぼう」というページとその周辺には、FreeBSD(Linux 同様、フリーな PC-UNIX)並びに X を動かすための情報が集結しています。読めば読むほど 505 が欲しくなってきます。
何しろこの方たち、買ったその日(しかも発売日だそうで)に Win95 なんてさっさと潰しちゃって、さっそく BSD お入れになったそうです。AT互換機ユーザもこういう方、増えてるんでしょう。話したら気が合いそうです。
最新の VAIO 505 EX は Pentium 233 のうえ、ヴィデオ・チップは NeoMagic。これ、かなり速いそうです。何より軽い。これでバリバリ X が動くなら……おお欲しい。(日和ったか、というツッコミはなしでお願いします)
いやもう、泣かせるフレーズの連続です。どこかのガリガリ亡者に爪の垢を煎じて飲ませたいほどですね。たとえば−−(以下、いつもの通り独善的意訳・抄訳です)
−−Linux をリリースすることで、あなたは何を得たいの? お金? 名声?
「そのどれでもないよ。ただ、『さあ、ぼくの作品を見て。ねえ、素敵じゃない?』という気持ちさ」
「Linux を無償にしたことは、ぼくの人生で唯一最高の決断だね」
「みんなが Linux をよくしようと努力する。その結果みんなが、自分以外の人の努力を得ることができる。それが、Linux を最高の作品にしている。Linux のためにちょっと手を貸す。その努力は増殖して帰ってくる」
「それは『ポジティブ・フィードバック』なんだ」
「本当に良いプログラマは、お金のために作品を作るんじゃない。人々を額ずかせるために作るのでもない。ただ楽しいからさ」
「そういう心意気が分からない人間もいる。だから、世界で一番稼いでいるのが、ソフトウェアを売ってる人間だからって驚くにあたらない。彼らは、元手をかけずに“コピーする”だけで巨万の富を得ている。こういう悪弊を断つのも簡単じゃないよね ;)」
この「First Monday」には、ほかにも Emacs の開発者など、Linux 界の有名人たちが健筆をふるっており、たいへん読みごたえのある内容となっています。
Writing KDE app without QT
通常、KDE のアプリケーションを作るには QT を使うことになるわけですが、それには c++ でコーディングしなければなりません。Ktk は、Tcl/Tk を使って KDE のルック・アンド・フィールをもったアプリケーションを開発できるライブラリ集だそうです。興味をお持ちの方は、どうぞ。
Where have all the daemons gone?
i386 系の話ですが、最新 Linux カーネルがいよいよ 2.1.90 に突入するそうです。Linus さんから、Pre 2.1.90 パッチがリリースされました。かなりのバグフィックスが行われているようですが、ちょっと心配なのは、Kerneld(カーネル・モジュールをつけはずしするデーモン)が削除されたことです。代わってkmod なるものが導入されるというのですが、はてどうなることやら。
Not LOW but NO cost?
Linux Weekly News から。Linux と NT のおもしろいコスト比較がありました。かなり恣意的な感じもありますが、表を見るだけで笑えます(どうやら、この筆者は電話代のない国にお住まいのようです)。
Attractive VAIO?
PB2400 ユーザなら、VAIO 505 に魅力を覚えない人はいないのではないでしょうか。しかも、これで X を走らせられるとしたら!
実は私、個人的に SONY のファンでして。時流に逆らいず〜っとベータを使っていたほどなんですね(レンタルビデオ屋の棚から、一本また一本とベータが消えていった時の侘びしさ、やるせなさを共有できる方は、ぜひメールください)。で、SONY がノート型出すというんで、PB 100 に次ぐ伝説の名器となるのでは、と期待していたら、期待に違わぬ一連の製品が出てきました。VAIO 505 も発売と同時に非常に気に入って、もう寸でのところで買うところだったんです、Linux 専用機として。
ところが、この 505、ヴィデオ・チップに NeoMagic 使ってるんですね。それはそれは性能のいいチップらしいんですが、残念ながらこれ、XFree86 がサポートしてないんですよ。この一点で、買い控えしておられた方も多いのではないでしょうか。
そこへもってきて最近、fj.os.linux にて VAIO 505 で X やってる方が書き込みされてました。即座に“どうしたら動くのか”とツッコミが入り、“残念、Acceralated-X 使ってるんです”というやりとりが。まあ、Acceralated-X(ご存じない方のために。これ、有料です。メチャ高いです。ぷらっとホームでたしか \20K 以上です)であったとしても、動くことが分かっただけでも朗報です。本体も安くなったところだし、いっちょう、狙ってみようかな。(VAIO 505 の唯一の欠点は、トップカバーの“目の錯覚を利用して浮き彫りに見せかけるロゴ”です。あれは痛い!)
Ether runs on DR3?
ニューズ・グループ(comp.os.linux.powerpc)で見つけた記事ですが、「PB2400 のイーサ・カードが MkLinux DR3 で動く」という情報がありました。多分、ガセ(Be の社長ではありません)だと思うのですが、どなたか preDR3 をインストールしてご覧になって試した方はおられませんか。まあ、ありえないでしょうね。
カウンターが増えたから何だといわれれば元も子もないわけですが、興味がおありの方は、ぜひカウンターを上げて、ついでにペンギン像をゲットされては。ホームページのアクセントにするもよし。デスクトップに張りつけるもよし。レア・アイテムとしてコレクションに加えるもよし。ただちょっとデカいのが悩ましいものです。
Don't angry with the Back Space!
X で作業をしていて、ちょっとイラつくのが、バックスペース(マックだと Delete キーですね)です。アプリケーションによっては ~ が出たり、カーソル位置の文字が消えたり(PB2400 のキーはデフォルトでは ~ が出ませんから、これを使うって手もありますが)。で、その名もズバリ Consistent BackSpace and Delete Configuration adjusting erratic/antique/historical keyboard behavior というページを見つけました(すんごい名前ですねぇ。相当、怒ってんでしょうね、この方。関係ないですが、昔、erratic という単語を記憶するのに「イラツック」って無理やりゴロ合わせしませんでした?)。アプリケーションごとに、バックスペース(Delete)キーをバックスペースとして機能させるためのカスタマイズ方法がまとめてあります。全部が全部 LinuxPPC に当てはまるわけではないと思いますが、参考にはなるでしょう。私ですか? 面倒臭くて試していません。悪しからず。
LinuxPPC CD-ROM runs on PB2400?
読者の方から、LinuxPPC の最新の CD-ROM が PB2400 で走ったというご報告をいただきました。このヴァージョンですと、カーネルの入れ換え、fstab の書き換えはしなくて大丈夫だと思います。私は CD-ROM は持っているのですが、薄氷を踏む思いでカスタマイズしてある現状を壊す気にならず、まだ PB2400 にはインストールしていません。
報告を受け、PB2400 に Linux をインストールに CD-ROM を使ったケースを加筆しておきました。
What is GGI??
最初に見たのは確か Enlightenment か Gnome の ML で、でした。GGI という単語の話です。これが、なかなか Linux 界で侃侃諤諤の議論を巻き起こしているようです。
オフィシャルのホームページによれば、GGI とは General Graphic Interface の略。要するに、現在 X が担っているヴィデオ関係のハードウェアとの連携部分をカーネル(モジュール)に移してしまおうというプロジェクトのようです。MESA(OpenGL 準拠の3D グラフィック・ライブラリ。私は、以前ご紹介した s.mori さまから名前をうかがいました)もサポートする方針だそうです。
そうなると、要するにアプリケーションが直接、カーネルにアクセスできるようになるわけですよね。マックで言うと QuickDraw みたいなものかな。これにより、X というオーヴァーヘッドを回避できると曰うんですね(しかし、同じ事をするのに X だと重くて、カーネルに移すと軽くなるって、本当でしょうか? おお、素人は恐い物知らずの疑問を抱くのう)。これまでの X クライアントは、X サーヴァを経由してカーネルにアクセスしてグラフィックを出せるというようなことも書いてあります。ざっくり読んだだけであるし、そもそも知識が乏しすぎますので、興味をお持ちの方はホームページの非常に読みごたえのあるドキュメント類をどうぞ。
ただ、このプロジェクトについては、ほかならぬ Linus さん(言うまでもない Linux の生みの親)が肯定的ではないほか、Enlightenment & GNOME の Mandrake さんも、あまりまともに取り合っているようではありません。私の購読する ML では、概ね否定的な論調です。いずれにしても、ブツを見ないことには判断はつきかねます。このページで趣味的に追い掛けていってもいいかな、と思っています(いつもに増して歯切れが悪いのう。勉強せねばのう)。