It's Turbo!
これが TurboLinux でインストールされるデフォルトのデスクトップです(巨大画像につき注意)。AfterStep ベースです。間もなく公刊される某月刊誌のために撮ったものですが、何かの参考にでもなれば。
Hey Mac, U wear mac and buy iMac?
あまりお祭り騒ぎは好きではないほうですが、どうしても iMac の売れゆきが気になって、ワイフと息子を連れて近所にある川崎インターの PC-Depot へ行ってみました。大雨なのに大にぎわい。ここは 90 台入ったそうですが、次から次へとさばけてました。レジ周辺のあちこちでメモリ増設を行なう多忙な店員の姿が見られました。
たった1台の展示品の前には常時6〜7人は詰めてました。お互い知らない者同士なのに、iMac を取り囲んで、喜びを共有し合いました。たどたどしい手つきでマウスを扱う初心者らしきカップルの背中を見つめながら、なぜか不意に微笑んでしまうのを感じました。ふと脇を見ると、私と同じように頬の緩んだ熟練ユーザがやさしい視線を二人に送っていました。素晴らしいことが起こっているんだなぁ。
ちなみにワイフに感想を聞くと「ちゃちねぇ」「この値段って、安いの?」。もちろん、私が食指を動かしているのを察して予防線を張っているに過ぎません。「別に、欲しいわけじゃないよ。ただ、アップルの起死回生の一手だから、普通の人がどう思うか聞きたくてさ」と私。ワイフは安心して言いました。「こんなパソコン、見たことないのは確かね。女性には絶対受けるわ」
実はこの iMac、Linux 的観点でもたいへん面白いマシンです。OpenFirmware のヴァージョンは最新の 3.0。さらに、ネットワーク・コンピュータとしての基本的な機能も備えており、ネットワーク・ブートするための GUI も OF から起動するようです。最も心配なデヴァイス USB も、ADB にエイリアスが張られていると報告されています。そういえば System のなかに ROM ファイルが入ってますね。これ、ひょっとして ROM on RAM のはしりでは?
ともあれ、LinuxPPC Inc. には Linux on iMac というページが新設されています。linux-pmac の ML でも iMac Linux の探究者が続出、iMac 関係の流量が急増しています。初心者からコア・ユーザまで。iMac が私たちに与えたインパクトは尋常ではありませんね。
必要なファイルは、このディレクトリのうち enlightenment、esound & devel、fnlib & devel、imlib & devel、guile & devel、libungif & devel、libungif-progs、zlib & devel です。注意点は、これを構築した方ですが、実はあまり手慣れてはいないようです。たとえば、この E のバイナリは、古い libpng でコンパイルされているらしく、libpng & devel-1.0.1 を入れるとうまくいかないので、これだけは RedHat ディレクトリから用意してください。また ImageMagick は最新版(4.0.5)がアップされていませんが、4.0.3 以降が入っていればいいです。
パッケージにはインストールする順番があるのでご注意を。E の ホームページによれば、rpm -Uvh * でいけるようですが、私は一つ一つ、エラーをなくすよう煮詰めて入れました。
デフォルト・テーマのルックスは「ゴージャスからソフィスティケートへ」といった趣。E13 に比べ速度、安定感ともに格段の進歩です。6月の頭に E14 のベータ版をコンパイルして以来のご対面なので、その進化の具合に驚嘆しています。
なお、E15 の開発が大車輪で進んでいます。こちらも追いかけたいところですが、時間がなかなか許してくれません。
Sold out!
秋葉原の Amulet で売り出していた LinuxPPC rel 4、TurboLinux for PPC、MkLinux DR3 ですが、元気よく売りきれてしまったそうです。
LinuxPPC rel 4 の追加発注を行なったそうです。Amulet の What's new ページにご注目を。入荷しだい、ここでもご案内します。
Trying XFree86 server
ハイ・リスクネタを一席。Mr. Geert が Frame Buffer を使った XFree86 の PPC 移植版を公開しています(もちろん超熱いベータ版)。こちらでも G3/292 でトライしていますがどうしてもうまくいきません。XF86Config を詰める必要があるのか? それとも単純に fbset の問題か? 何としても近日、うまくいかせたいのですが……。
値段は DR3 のほうが少し安いようです。それにしても PB Linuxer は Amulet へいけば何でも入手できますね。
(ちなみに秋葉原の Amulet では、近々、この Rel 4 を販売するとのこと。メールによる予約も受け付けています。予価 \3,980。きょうびの円安下、はっきりいって LinuxPPC から直に買うより安いです)
最初に遭遇したのは、installer.coff が立ち上がらないというトラブル。これは、Apple が Rhapsody 向けに配布している Multibooter が OF に当てるパッチの影響であったようで、PRAM をクリアしたらうまく立ち上がるようになりました。
Rel 4 に付いてくるインストーラ(installer.coff)は、samba の最新の 7/8 のヴァージョンとは違うオリジナルのもののようですが、PB G3/292 では問題なく作動します。見た目も使い勝手も、これまでのインストーラとは何ら変化はありません(少し残念)。
ちなみにマニュアルには、初めに Bootvars を使って OF の設定を行なうように書かれていますが、これは PB では動作しません。Command-Option(PB G3 series は右の方)-O-F で Open Firmware 環境に入って、手動で boot fd:installer.coff とやってインストーラを立ちあげてください。
私の場合、先日 Valentine Release の CD でインストールした後、ほとんど Linux 環境に手を加えていなかったので、「新規インストール」ではなく、「アップデート」を選びました。いろんな rpm パッケージを入れ換えたり、tar ボールやソースからコンパイルしてファイルを入れ換えている場合などは、「新規インストール」を選んだほうが無難だと思います。
インストールは特段の問題もなく終了。Rel 4 に入っている Knownbugs にも書かれていますが、このヴァージョンでは、まだ G3 のフロッピー・ブートはできません。そこで、自分でビルドした 2.1.115 の vmlinux.coff でフロッピー・ブートしました。boot-file のオプションは「root=/dev/hda10 video=atyfb:vmode:14」です。
Rel 4 では、初期状態で KDM が立ち上がるようになりました。これでは startx のオプション(-- -depth 32 mode 14)が選べない(というか設定法を知らない)ので、/etc/inittab で kdm を呼び出す部分をコメント・アウトしました。
さて、PB で OF の設定をマック側から行ないたい場合、CD に付嘱している Bootvars ではなく、Multibooter を使うしかありません。先述の通り、これを使うと OF に様々なパッチも当たるのですが、このパッチが当たっているとなぜか installer.coff が立ち上がらないようです。従って、Multibooter を使う場合は、インストール作業を終えた後にしたほうがよいでしょう。パッチが当たった後でも、vmlinux.coff はちゃんと立ち上がります。
注目の PB G3 series の IDE ドライヴからのブートですが、この Multibooter がカギを握っているように思います。このユーティリティには、アップルからの最新の OF パッチが添付されているのです。linux-pmac の ML など注意深く見ていますが、デスクトップ機などでは、Multibooter + 最新の Quik for Mac + g3fix (LinuxPPC の hurry さん作) で IDE ブートできるようになったという話はありますが、PB G3 series はまだです。私のところでもダメです(Linux 側で quik は動くが Quik for Mac はフリーズする。また、g3fix は、「Multibooter で先にパッチを当てよ」というエラーメッセージが出る。当然、Multibooter はかけてあるのに)。
道のりは長し。ゆえに燃ゆ。
Thanks AMULET & Turbo runs!
先日、友人とともに秋葉原の Amulet を訪ね、TurboLinux に初めて触れました。ゼネラル・マネージャの高山さんとしばらく前からメール交換をしているのですが、その中で、Turbo を試してみませんか、とのご提案をいただいたからです。
高山さんの PB2400 がターゲットでした。この Commet は、何と 6GB の HD を積んでいるモンスターです(MacOS *.5 も入っている!)。そのうち 1GB に Turbo を入れました。
インストーラというか、インストールの準備を行なうユーティリティをまず MacOS 側で起動します。これは要するに「MkLinux か LinuxPPC かの選択」「インストーラ・フロッピーの準備(未フォーマットのフロッピーを入れても、ちゃんとフォーマットしてくれます)」「Bootvars を起動して OF の環境変数を設定」までを行なうものです。
特に PB ユーザが注意すべき曲者は「Bootvars」です。Turbo に添付してくるのはかなり古いヴァージョンであり、PB では使い物になりません。これを信じてマニュアル通りに再起動しても、OF には行けませんからご注意を。PB ユーザはあくまでもマニュアル(手動)で OF の環境値を設定しましょう :) 。といっても、「setenv auto-boot? false」だけやって、あとは「boot fd:installer.coff」でいいでしょう。
ここから先は、通常の RedHat インストーラを使ったインストールです。何も難しいことはありません。
ブートすると、デフォルトのウィンドウ・マネージャは AfterStep です。しかも、Turbo らしくギンギンにカスタマイズされたものです。何しろタイトル・バーが「金色(……に見える)」。これはこれなりに使い易いかもしれませんね。
さて、現状の問題点としては、なぜか内蔵 IDE からブートできません。quik を今一度走らせる、カーネルを新しくするなどまで試したかったのですが、時間切れでやっていません。高山さん、すみませんね、中途半端な状態で ;) 。
インストールの間、私の友人と Amulet の高山さん、市川充社長の4人でコンピュータ談義に花が咲き、とても楽しいひとときを過ごしました。このお二人、実は私と同世代なんですね。話が合う合う。TurboLinux や間もなく入荷の LinuxPPC Rel 4 を輸入するにあたっての様々な苦労話をうかがうにつけ、並々ならぬ「情熱」を感じました。その熱に押されて、あやうく NeXT Station Turbo を購入しそうになりました :)
Amulet では、TurboLinux や LinuxPPC Rel 4 に、手作りの日本語マニュアルまで付けてくれます。おまけに1万円でインストールの代行もしてくれます。前にもご紹介したように、Citi-Disk(PB 2400 などで IDE をアップグレードした後、あまった IDE ドライヴを PC-Card 経由で外付けできる装置。PB G3 series でも動作するらしい)は、一台一台、動作確認までしてくれます。高山さんは言いました。「秋葉では、売りっぱなしの店が多いですね。でも、それでショップとしての責任を果たしていると言えるでしょうか。ウチは小さい店ですが、買っていただいた商品の面倒を最後まで見るよう努力しています」。泣かせますね。「心」が通ってますね。もう脱帽です。
Amulet では、注目株「Fusion(Windoze 上で MacOS が走るアプリ。会社でいやいや Windoze マシン使っている方はお試しを)」も扱うそうです(もちろんこれも手作りマニュアルを付ける予定で、今追い込みに入ってるそうです。スタッフの皆さん、がんばって!)。これほどユーザを思った店もありますまい。この日の訪問で、これらすべてが社長、高山さん以下、スタッフの皆さんのセンスと真心の賜物であることを確信しました。
まず、プリ・コンパイルドの vmlinux.coff では、フレーム・バッファは組み込まれていません(これで立ち上げると、画面が四分割されて、それはそれで面白いんですが…… ;) )。
続いて 2.1.115 カーネルのソースから、ATI 用フレーム・バッファ・ドライバを組み込み、vmlinux.coff を構築してみました。これにより懸案であった vmode の変更ができるようになりました。startx でオプション -- -depth 24 or 32 -mode 14 で X を立ち上げると、どうやら 16 bpp 以上のモードになっているようです。
実に美しく快適なモバイル X 環境となりました。
linux-pmac の ML でも G3 機で 32 bpp が動いたという喜びの報告が相次いでいますが、その気持ちがよくわかります。
ただ、一部の色がおかしくなっていたり、時折、画面一杯にゴミが出てくることがあるなど、完璧というわけではなさそうです。
まあ、Paul さん云く「Frame buffer drivers are included for ATI, control, platinum, IMS twin turbo, chips 65550. Most seem to have some bugs :-(. Others are maintaining them, not me. :-)」ということですから仕方ありますまい。
参考までに、OF では boot-file で video=atyfb:vmode:14 とやってます。
さて、もうひとつの懸案である「内蔵 IDE からのブート」に関しては、multibooter、quik に加え、linuxppc の /pub/users/harry にある fixg3 なども試しましたがダメです。現状、常時フロッピー・ドライブを持ち歩く習性がついてます。
Get Turbo fast!
秋葉原の Amulet に、追加分の TurboLinux for PPC が昨日、早くも入荷したそうです。予想以上に売れゆきがよいそうなので、在庫確認の電話をしてから行ったほうがいいかも知れません。
PB G3 series で IDE ブートするための情報はかなり入手していますが、相変わらず時間なく、試せていません。
当方でも近々、TurboLinux のインストールの模様についてリポートできると思います。
New JDK has released
最新版 JDK 1.1.6 Version 3 for Linux on PowerPC がアナウンスされました。http://business.tyler.wm.edu/mklinux/index.html などでゲットできます。HotJava Browser 1.1.4 もここで公開されているとのことです。
これ、日本ではまだどこにも売ってないんじゃないでしょうか。Amulet の地図はこちらです。
TurboLinux は i386 では既に定評のある Linux ディストリビュートの一つです。これがつい先頃 PPC にポートされたわけですが、早くも日本上陸とあいなりました。初心者にも扱いやすいインストーラや、独自にカスタマイズされたデスクトップを Macintosh で楽しむことができます。しかも、この PPC 版は、LinuxPPC と MkLinux の双方のファイルが収まっています。これで \3980 ははっきりいって安い!
先日、LinuxPPC Release 4 もアナウンスされましたが、選択肢が増えることは歓迎すべきことです。個人輸入に不安を覚える方も、きょうびの円安下、ドルで買うのはちょっとためらうというあなたも、気軽に買える TurboLinux の登場には期待していいでしょう。
先日、この TurboLinux for PPC の日本語版が発売されるかもしれない、という情報もお伝えしましたが、これはまだ正式な発表ではありません。夏休みを Linux 三昧で送りたい人は、とりあえず英語版を堪能するべきでしょう。
それにしても、さすがは Amulet! いつも痒いところに手が届く品揃えですな。先日もブラリと立ち寄りましたが、動いてましたよ、NeXT が。もう、あの前に立つと、どうしても欲しくなりますね。入口右手にある SUN のマグカップも、アポロ・キャップも、これまで何度手に取ってしまったことか。いずれにしても、アンチ M$ の牙城たる Amulet へ我先にと急げ! TURBO ブースターぶんまわして!
ちなみに Amulet は LinuxPPC Release 4 も販売するようです。情報入り次第お伝えしましょう。Stay tuned!