[09/24/98]
Boot LinuxPPC from MacOS! (bit succeeded)
PB G3/292 で BootX & 2.1.121、試してみました。アプリ型のほうは、Linux の起動途中で、Mesh 関係のエラーでフリーズ。機能拡張型のほうは、バッチリ起動しました。
いよいよフロッピーと「おさらば」かと喜んだのもつかの間。キーボードの入力を受け付けないという症状が発生。linux-pmac の ML でも、PB G3/292/250 のユーザが、同様のトラブルを訴えています。
これ、思うに OF のバグに起因するのかもしれません。というのも、PB G3 では、auto-boot を false にしておくと、再起動時に OF でキー入力ができなくなる場合があるのです(何度か再起動を繰り返すと入力できるようになる)。BootX での起動も、要するに「再起動」をやっているわけで、これによりキー入力ができなくなるのではないかと。フー、道は険しく長い。
ただ、2.1.121 自体のできはかなりよさそうです。幾分、動作が軽くなったような気がします。
Linux on PB2400 + G3
さて、読者の Ken Sawada さんがビッグなニュースをリポートしてくださいました。なんと PB2400 + G3(しかも 1M キャッシュ版!)で Linux の起動を確認されたそうです。
「今日、HPを見たらBootXの事が紹介してあったので、早速試してみました。
マシン
PowerBook2400c G3/1M
結果から言うと、うそのように簡単に内蔵HDからBoot出来ました。
Kernel-2.1.121とBootXの組み合わせでばっちりです。
ただ、X-Windowの画面がまるで4bitで表示されているみたいに汚いです。
これはインストールしてあるのがバレンタイン版だからかなあ、と考えています」
この X が 4bit 云々というところは、ひょっとしたら 8bit ということではないでしょうか。Paul さんによれば、「When booted by BootX, it is possible for linux to use the screen as initialized by macos rather than trying to use its own driver. This can be useful if the linux driver doesn't work properly on your system, but it does mean that the colormap is fixed which might make X of limited usefulness. To do this, check the box in the BootX screen labeled "no video driver" or some such, or alternatively add the option "video=ofonly" to the kernel parameters. In this case, the screen needs to be set to 8 bits/pixel; BootX should automatically set the screen to 8bpp itself.」ということです。
ということは、「no video driver」をチェックすると 8bpp で立ち上がり、カラーマップはそのまま固定。で X を 16bpp 以上で立ち上げると色がおかしくなるのではないかと。Chips & Tech 65550 のドライヴァを組み込んでカーネルを構築し直すしかないかもしれません。
いずれにしても、PB2400 G3 で立ち上がることが分かったわけです。偉大なる先人 Ken Sawada さんに感謝! ホサカさまをはじめ、お問い合わせくださった皆さん、よかったですね!
BootX は OS を切り替えることのできる MacOS のアプリケーションです。機能拡張とコントロールパネル型アプリを選べ、いずれもカーネルを用意すれば起動できます。現状では、この 2.1.121 の vmlinux だけが対応しています。リリース・ノートを見ると、Paul 氏をはじめ、ひところ話題になった Infinite OS の開発者が協力者として名を連ねています。期待大ですね :) 。
vmlinux の立ち上げ方ですが、アプリのほうは、同じフォルダに vmlinux を入れるだけ。機能拡張ならば、System フォルダに vmlinux を入れ、起動時に切り替えることができます。MkLinux のブータと同様の機能です。
これは、特に現状ではフロッピー・ブートしかできない PB G3 ユーザには朗報です。私のほうでも試してみたいのですが、なかなか時間がとれません。試し次第、PB2400/PB G3 での使用感、ノウハウを掲載する予定です。
ここにきて先日、Gamy さんが PB1400 へのインストールに成功されたとご報告くださいました。PowerBook Army の会議室に、そのリポートが掲載されています。次はきっと G3 にアップグレードして走るかどうか試す人が出てくるでしょう ;) 。