2.2.4 はさっそく Linux 氏らから、オプション選択によってはコンパイルできないというバグが報告されています。これについては、http://www.atnf.csiro.au/~rgooch/linux/docs/kernel-newsflash.html のパッチを当てれば通るようになるそうです。安定志向ならば既存の 2.2.3ac4、あるいは 2.2.5 か Alan Cox 氏らのパッチを待ったほうが賢明かも知れません。ちなみに当方の i386 マシンでは PII、MMX ともに安定して動作しています。
PPC に関しては、現在 MacOS 側での仕事が詰まっており、Linux 側に行く余裕がなく試せていません(あぁ、もう一台 PB G3 が欲しひ ;))。
発表によれば、Apple は今回、新たに Apple Public Source License(APSL) というラインセンス規約を設け、この許諾条件下で無償にプログラムのソースコードを公開するという。ざっと見た限りでは、APSL は非常に制約の少ない「良心的な」ラインセンス条件のようである。
プレスリリースによれば、APSL 下で公開される MacOS X サーヴァのソースコードは「ダーウィン」と名づけられた。このダーウィン(第1版)には、MacOS X サーヴァの基幹レイヤであるカーネル Mach 2.5 と BSD 4.4 に加え、AppleTalk、ファイル・システム HFS+、分散型データべース Netinfo の実装等が含まれている。実際にダウンロードページを覗くと、カーネル、BSD のツール類、ドライヴァ、ファイルシステム、ライブラリ等、すでに多くの実装コードが公開されていた(このページからたどれる。ちなみに、このサイトは MacOS X サーヴァ + Apache 上で運営されている ;))。
非常に乱暴な言い方を許してもらえば、ダーウィンは、MacOS X サーヴァから GUI 関係をはぎ取った PPC 上の BSD4.4 ベース OS といえよう。要するに、PPC Macintosh ユーザにとって、強力な POSIX 互換 OS の選択肢が増えたということである。歓迎できないわけがなかろう ;)。
Apple の発表によれば、たとえば Web サーヴァ Apache において MacOS X サーヴァ は現存するいずれの OS よりも有利な速度で稼働できるという(これには疑義を呈する情報もあり=slashdot.org 等)。Apple が Macintosh マシン向けに独自に開発したコードは貴重である。これは、もし LinuxPPC などに応用されれば、より十全にハードウェアの能力を利用したシステムを実現できよう。
Apple は、APSL はいわゆるオープン・ソース・ライセンス(Open Source Definition
ともあれ、Apple Computer によるダーウィン・プロジェクトの決断を心から歓迎するとともに、その成功と発展を祈るものである。また、Apple の暫定 CEO、Steve Jobs 氏によれば、MacOS X サーヴァの価格をユーザの声に応えて、ほぼ半額に引き下げたのだという。俄然、MacOS X サーヴァが面白くなってきたのである。
本ページでも、Darwin 並びに MacOS X サーヴァ関係の情報も厚くしていく予定である(久し振りに興奮している)。
この日本語環境は、間もなく登場予定の LinuxPPC Release 5 を対象とするものでしょう。R5 には、glibc2 に不随する locale まわりの不具合や、R5 で登場すると思われる新しいタイプのインストーラへの対応など、多くの問題が考えられます。しかし、今回の日本語化には、LinuxPPC Inc. も全面的な支援を約束しているということです。
また、Amulet は OpenLinux の日本語環境「ゆず」を開発、無料で公開するなど、Linux の日本語対応化の推進には定評があります。特に、Amulet 開発部には、JRPM プロジェクトなどで i386 版の日本語化推進で有名な佐藤大輔氏がいることも心強い限りです。ちなみに佐藤氏は UNIX 関係の雑誌等で Linux の国際化について記事を執筆(最新刊『SoftWare Design』誌の Linux 特集号にも出てます)。日経 Linux の「Linuxで始めるX国際化プログラミング」などは勉強になりました。
これまで Amulet は、Linux の PPC 移植作業を進めている LinuxPPC Inc. と緊密に連携を取りながら、Linux の普及に尽力してきました。日本語マニュアルの無償公開など、ある意味、採算を度外視して、LinuxPPC コミュニティを支援してきたといっていいでしょう。本年1月の MacWorld Expo サンフランシスコでも、Amulet 市川社長が LinuxPPC Inc. 代表の Jef Car 氏と会い、今後の展開について意見交換をしたそうです。
Amulet によれば、今回の日本語環境に関しても利益は求めない方針だといいます。私も個人的に Amulet の方々とは、よく話をしますが、いつも、いい意味でユーザ側に立った発想をしています。商業主義が横行する世知辛い世の中にあって、ある種、得難い存在だといつも感服しています。
よく Amulet の方が言っていますが、実際問題として LinuxPPC Inc. 自体が、あまり儲けを求めるというのではなく、あくまでも Linux コミュニティの繁栄を願って開発に取り組んでいるそうです。多くの RPMS ファイルの移植を行った Gary Thomas さんなど少数の開発者が、学生ボランティアたちと、それこそ雑魚寝しながら作っているようです。
そういう意味で、確かに LinuxPPC は無料でダウンロードもできます。しかし私は、少ないけれどもドネーションのつもりで CD-ROM の購入を2年前から続けています。だって、自分ですべてのファイルを移植しようったって、無理でしょう。私も初心者の友人に自分の CD から入れてあげることはありますが、必ず「気に入ったら、ぜひ CD-ROM を勝ってくれ」と言うようにしています。それをヘビーユーザ同士で回覧したりバラまいたりという発想には、私は生理的・倫理的な抵抗感を抱きます。無機質に見える(でもペンギンが可愛い)LinuxPPC の CD-ROM ですが、その盤面の奥に凝縮された熱い情熱と尊い努力を想像すれば、たとえ全ファイルを持ってても、やっぱり買わないといけないなと思ってしまいます。
今回の Amulet による日本語環境の無償配布も、あくまでも商業ベースではなく、コミュニティへの貢献という観点で決定されたものです。私は満腔からの賛辞を捧げたいと思います。また、自分に可能な限り、彼らのプロジェクトを支援していきたいと思います。
リリース・ノートから拾ってみると、まず制御を Linux カーネルに引き継ぐ部分が相当、変わったそうです。ヴィデオ関係も手が加えられているようで、マウスのポインタが残ったりといったことがなくなるかもしれません。さらに、GrabG3CacheSetting というツールが加わりました。これにより、G3 アップグレード・カードのユーザに対し、キャッシュのオン・オフを切り替えるスイッチ・ボックスが提供されるようです。PB2400 + G3 カードのユーザの皆さん、試してみて、その結果をお知らせください。
これに関しましては、linuxppc-jp のメーリングリストで大江貴志氏が、“http://samba.anu.edu.au/cgi-bin/cvsweb/linux/include/asm-ppc/ で手にはいるsemaphore-helper.hとsemaphore.h”を使うことでエラーを回避できる旨、ご指摘になっていました。
GNOME 1.0 has arrived
デスクトップ環境 GNOME 1.0 正式版がリリースされました。本 Linux News でも、1年以上前に GNOME については詳しく触れています([1/15/98]、[1/24/98 part1]、[1/30/98] など)。興味のある方はご覧ください。
インストールすべきファイルがあまりにも多いので少々、辟易しますが、私は i386 マシン用の rpm を用意して入れてみました(Enlightenment ベース)。安定度、洗練度ともに格段に上がっています。1年で、よくここまで進化した、と思えるできばえです。ただ、やっぱり私は、あのハ*テンを思わせるロゴが、どうも……。
Great Install Festival
先週の金曜日に、閉店後の秋葉原 Amulet をお借りして「Linux インストール大会」が開かれました。突然のスケジュール決定にも関わらず、Amulet 市川氏、高山氏のほか6人が参加。PB G3 5台、PB2400 3台が一堂に会しての盛大な集いとなりました。
眉間にシワを寄せて Linux インストール! という感じではなく、話題は山本さんが購入した DVD ドライヴから CVGS、懐かしのガンダム電卓まで幅広く、マックを愛する者たちの情報交換の場となりました。
次回は未定ですが、開催の折は皆さんお気軽にご参加ください。また、急な日程のためご参加いただけなかった方からも多数、メールを頂戴しました。今度は、もう少し余裕をもたせたいと思います。
これにあわせて各企業が、これでもか、これでもかと Linux 対応や新製品、新企画を発表した。中でも大きなニュースといえば、巨人 IBM であろう。世界規模で Linux 対応製品やサポート環境を拡充。Caldera、RedHat、日本のパシフィック・ハイテクほか Linux のディストリビュータと開発・マーケティング分野で提携、技術協力をしていくと発表した。Netscape は Linux 用の各種サーヴァをリリース。Corel のCEO、Michael Cowpland 氏は自ら基調講演に立ち、Linux アプリケーションの一層の開発を約すとともに、デスクトップ(クライアント)向け Linux ディストリビューションの提供も発表した。MacWorld Expo では Jobs にこてんぱんにやられる形となった VooDoo(3D ヴィデオカード)の 3Dfx Interactive は(失礼、やられたのは Win でした ;))、同ヴィデオカードの Linux 対応を発表。すでに Linux 向け商用ゲームソフトも発表されており、「ゲームもできる Linux」へと変貌を遂げる足掛かりになるかもしれない。
さらに Linux 系情報へのポータルサイトとなる Linux.com ページが始動。ここには Linux 系の人気ページ、Slashdot、Freshmeat の Web マスターらも名を連ねている。RedHat もメイン・ページをポータル化していくという。
ほかにもかなりの情報が流れています。まだ何か重要な情報があった気もしますが、それはおいおい。日本語なら ZdNet や Cnet、Linux Japan、Nikkei Linux、Linux通信、そして現地に Densuke 氏を派遣している Amulet などのソースにアクセスしてみてください。いやぁ、それにしても Linux の日本語情報源って、ずいぶん増えましたね)
Play Station 2 & Linux
SONY がプレステ2を発表しました。記者会見には大賀会長、出井社長が顔をそろえるなど、かなりリキが入っていた模様です。それにしても、驚くのは、そのスペック。もう皆さんご存じと思いますが、本当にスパコン並みですね。しかも値段は数万円とか。こりゃゲームだけに使うのはもったいないなと誰もが思うことでしょう(といいつつ、今、もっとも CPU パワー炸裂するのが 3D ゲームだったりして)。
どこかのニュース源が「プレステは OS に Linux を使う」なんてぬか喜びしそうな情報を流していましたが、これは間違いのようです。「プレステのソフト開発に Linux(gcc)を使う」が正解だそうです。
それにしても、このプレステ、新規開発の 300MHz RISC チップや同じく自前のグラフィック・チップが超弩級なのはもちろんとして、PCMCIA カード・スロット、USB、FireWire(iLink or IEEE1394)を装備するとか。おいおい、本当に Linux 移植する人が出てくるんじゃないかぃ?−−とぬか喜びさせてくれますね。たとえば Linux の USB 対応だって、「もうどうしても iMac で Linux したい」という開発者の大車輪の活躍で一気に進みました。「もうどうしてもプレステで Linux したい」人も必ずや出てくるんじゃないでしょうか。それだけのポテンシャル秘めたマシンでしょう。
かくいう私、プレステは持っていません。奥さんと電気屋さんいくたびに「買おうか、やめよか」考えあぐねた挙げ句、いつも「また今度」ということで見送ってきました。まぁ、ゲーム買ってもやる時間ないし、そもそもテレビは息子の「しまじろうビデオ」やら「ディズニービデオ」やら「だんご、だんご、だんご、だんご」やらで占領されてるし。先日、秋葉原 Amulet で、高山氏が買った Connectics VGS オン PB G3/300 を見せてもらいました(プレイできないから見るだけ ;))。こいつぁすごいですね。冗談で、PB G3 オフやって、その場で一斉に PB を広げて、Windows やら Linux やらプレステやら動かすのを見せびらかすってのはどうでぃ、てな話になりました。くわばらくわばら。
Bravo! Kensington
この間、新設した「Love Mouse!!」コーナーですが、いかがでしょうか。私と同じ Kensington 2ボタンマウスをお使いの長谷川光さんから、Linux での設定についての別解を頂戴したのでご紹介しておきました。
このページでもリポートをご紹介している「(Kensington のトラックボール)Orbit フリーク」石井聡さんとメールのやり取りをしているうちに、「Kensington ユーザで何かできないか」という話になりました。私も使い始めてから、どうにもこの Kensington の魅力に取りつかれてしまいまして、一昨日は あるお店の閉店一掃セールで PS/2 の Thinking Mouse が売れ残って破格値になっているのを衝動的にゲットしてしまいました。不器用なので4ボタンはどうかな、とも思ったのですが、実際に使ってみると、不器用な私でも混乱しないような絶妙のデザインになっています。いやはや脱帽しました。
いずれにしても、Kensington フリークのご先輩諸兄、どうか Kensington への熱きメッセージをお寄せください。
日本では日本ポラロイドが扱っています。ここに問い合わせて、「都内だとどこで売ってますか」と聞いたのですが、数えるほどしかないんですね。Orbit を取り寄せしないで買えるところはほとんどないんじゃないかという話です。だいたい、100種類くらいマウスが置いてあるような量販店に行っても、Kensington だけはない。そういうモノに、どうしても燃えてしまうってのが現代人の習性なのでしょうか ;)。
Kensington は、買って60日以内なら、返品を受け付けてくれます。販売店の問い合わせのついでに、「私の ADB マウスは、2つのボタンの『遊び』が違うので、どうも感触が悪い」と言ってみましたら、即座に「お取り替えしますよ」とのご返事。また、「2ボタンの表面の仕上げが気に入って Thinking も買ったが、これは仕上げがまるで違うんですね」と言うと、「そんなことはないはずですね。じゃぁ、新しいの取り寄せますから、2ボタンの交換の際に確認してみてください。そっちが気にいったら、取り替えます」とくるんです。これは本当に安心です。しかも5年間、無料修理の保証もついています。マウス界のフェラーリ、Kensington は、サービス面でも最高なのでした。USB の Thinking が出たら、また欲しくなるでしょう ;)。
それによれば、2.2.1 カーネルから kernel/ksyms.c と kernel/sched.c をもってきて 2.2.2 に上書きすればいけるということです。
きょう出た Alan Cox 氏の非公式パッチ 2.2.2-ac6 でも、スケジューラ周りはかなり厚い修正が行われています。この辺は 2.2.3 で落ち着かせるのでしょう。いずれにしても Watanabe さんの TIPS を使って 2.2.2 へと移行できます。
Multi Button Pointer
昨日も「Mac で使える3ボタンマウスがあんまりない」と書きました。ADB 多ボタンマウス問題は、意外と見落とされてきたようにも思います。しかし、GUI 全盛の今、決してないがしろにしていいものではない。そこで、「Love Mouse!!」コーナーを設け、多ボタンマウスの情報を交換していこうと思います。さっそくKenginton Orbit ユーザの石井聡さんの情報と、私が先日 Expo で購入した Kensington 2ボタンマウスや Logitech コードレスなどの Linux での設定法について掲載しておきました。
趣味性の高い部分ですし、「使えるか使えないか」と同時に「好きか嫌いか」が重要なファクターです。Linux で多ボタンを使えるようにする設定とともに、実際のユーザの熱い声などをご紹介したいと思います。もちろん、「これから Linux をインストールしたいが、自分の愛するこのマウスは動くのか?」「あの憧れのマウスを使っている人はいないか?」といった質問も OK です。どしどしお寄せください。マウス情報はサブジェクト(タイトル)に [mouse] と書いておいていただくとありがたいです。
特にグラフィック系ソフトを多用される Mac ユーザのポインティング・デヴァイスに対する思い入れはなみなみならぬものがあります。私の友人のデザイナなどタブレットを使わなくても、PhotoShop とマウスだけで実に見事な絵を描きます。そうした「マウスの魔術師」から、単なる「マウス・ヲタク」(私もそれに近いかも)まで、それぞれのマウス(トラックボール/パッド)への思い入れを語ってください。
ところで、i386 と書きましたが、もうすぐ Intel 系は、チップ毎に最適化された Linux カーネルが入手できるようになりそうです。というのも、Intel が Pentium III、MMX 向けの情報を Linux 開発者に公開すると発表。全面的な支援に乗り出したからです。それぞれのチップ独自の特殊な命令を全部使えるようになるわけで、gcc も最適化がグンと進み、速度アップがはかられる模様です。
先日、糾弾した Toshiba とは大違いですね(M$ の軛から脱したい Intel と M$ の小判鮫化しようとする企業をまあ、単純に比較はできませんけど)。その後も Toshiba 関係は、M$ べったりの悪質なユーザ無視の体質を問われるニュースなどが流れています。どうなっているんだ、この会社は!
3 button mouse?
皆さん、Linux で3ボタンマウスはお使いですか? 私は Logitec のコードレス Mouseman を持ってはいますが、デカくて手が疲れるので使わなくなりました ;)。先日、Kensington の2ボタンを入手したので、これを X で使えるようにしたいと思っています。
いずれにしても現在、ADB 仕様の3ボタンマウスは市場には皆無といっていいでしょう。USB マウスでも、スクロール付きの2ボタンはいくつかありますが(私も Logitec のと Sony 製 VAIO 用の小形のを持ってます。これはスクロールボタンを押すと真ん中クリックが行えてなかなか便利です)、純粋な3ボタンはまだのようです。所詮、ADB は消え去る運命なのでしょうが、ここは一つ、ADB で多ボタンマウスを使いたいじゃありませんか。マウスには一家言あるぞとおっしゃる方は、ぜひ、どんな多ボタンマウスをお使いか、メールにて情報をお寄せください。
ちなみに先日、秋葉原ぷらっとホームにぷらっと立ち寄った時に、PS/2 端子に ADB デヴァイスをつなげる変換器が売っていました。まだ試作機ということで、何の保証もないそうですし、値段が1万円超(爆)。この逆があればあったでたいそう役に立つんですがね。たとえば Logitec の PS/2 用3ボタンマウスなら、このぷらっとホームや秋葉原 Amulet に行けば、2〜3千円前後で買えます。うらやましい環境です。