LinuxPPC 正規代理店の秋葉原 Amulet 高山氏からも情報をいただきましたが、LinuxPPC 2000 には、“7つの驚くべき特徴”があるようです。
日本語環境については、Amulet の「陽炎」が使えるかどうか等、情報を確認次第、随時、お伝えする予定です。
Hinds 氏のリリース・ノートにも、カーネル・ソースへの組み込みの経緯について若干触れられています。何やら Hinds 氏はあんまり深いところで噛んでいるわけではないようです。
Run with G4
Powerlogix 社は 13 日、今後、PowerMacintosh 向けの G3/G4 アップグレード・カードに LinuxPPC をバンドルすると発表しました。これによりユーザは世界最速のプロセッサとともに、その能力を十二分に引き出してドライブする Linux を入手することになるのです。
KDE 1.1.2 ships
デスクトップ環境 KDE の最新版 1.1.2 がアナウンスされました。新たに KDE テーマ・マネージャを装備。デスクトップの配色やウィンドウのデコレーション、アイコン、サウンドなどの変更が簡単に行えるようです。また、アイコン類もより洗練された模様。私も時間見つけてダウンロードしてみます。
なお、すでに PPC のバイナリ/ソース RPM 版パッケージも用意されています(i386 より早い!)。
Cool Linux Keyboard
Cool Keyboards 社が、おそらく世界初の Linux 用キーボードを発表しました。写真で見るとペンギンと Linux のロゴがまぶしい、なかなかユーモラスな品ですね。最大のポイントは Windoze マシンだと「メニュー」や「旗」の絵が印刷されているキーに、それぞれ「Linux」「ペンギン」が刻印されていることです。どうやら社長さんも Linux ユーザで、あれらがいかんともしがたい怒りを誘ってきたようです。カバー付き。$34.95 で LinuxMall にて入手可能。おっと、PS/2 端子でないと動きません。
その仕様確定の最終段階で取り込まれたのが、一昨日に伝えた pcmcia-cs の統合だったようです。アナウンスメントでは、「ここ数週間、David Hinds をはじめとするメンバーのおかげで PCMCIA etc. が統合できた。とてもうれしい」(超意訳)と特記されています。
Linus さんは約束通り、今年いっぱいには 2.4 のリリースにこぎつける構えです。淡々と営々とカーネルの開発は進んでいくのです。
ドライバを見ると、まだ一部のカードのドライバしかありませんが、Linux-kernel の ML にはさっそく Pavel Machek 氏が pcnet_cs を組み込むためのパッチを送っておられました。pcmcia-cs 本体は 3.1.0 の開発が進められているようで、このバージョンからはモジュールをはずした形でのリリースとなるのでしょうか。
残念ながら肝心のカーネル本体がコンパイル時、最後の最後にエラーで止まります。まだ 2.3.17 のアナウンスメントもない段階ですが、早晩、2.3.18 が出るかもしれません。いずれにせよ、年内と言われている 2.4 リリースへむけた歴史的なステップになることは間違いないでしょう。詳細がわかり次第、さらにお伝えします。
ちょっとはしゃいでしまいましたが、それもそのはず。この話を最初にうかがったのは今を去ること○カ月前。LinuxPPC R5 の最初のリリースの話があった頃なんですから。待ちました。時に絶望したりなんかしながら。でも、正義は最後に勝つ!(なんのこっちゃ)
またまたはしゃいでしまいましたが、このページでもかねがね LinuxPPC 1999 の日本語化パッケージ「陽炎(かげろう)」については熱いラブコールを送り続けてまいりました。それがもうすぐ完成するとのことで、発売は9/25に予定されているそうです。1週間くらい前から体調整えて走る準備しときましょう!
さらにビ〜〜〜ッグニュ〜〜〜ス。この「陽炎」、次期 LinuxPPC からオリジナル版に組み込まれるそうです! なんたる先駆! なんたる具眼! これでもう生粋の日本人も畏れるものはありません。
どうしてもはしゃぎ続けてしまうわけですが、「陽炎」はスペックがかなりすごいです。もちろん KDE は日本語版。glibc2.1.1 におぉ、そして XFree86 はなんと 3.3.4 に X-TT 付きと聞いておぉおおお! です(この間 3.3.5 が出ましたが、この際それは目をつぶりましょ)。ちなみに X-TT とは X で TrueType フォントがビットマップと全く同じように扱えるという素晴らしい機構を提供するサーバです。これがないとどうしても Netscape の文字が不格好になってしまうんです。それにしても 3.3.4 で日本語の X-TT なんて、i386 系ユーザでもなかなかお使いの方、いないのではないでしょうか。
XLI(X Linux Installer)にも驚きましたが、ついにデフォルトで日本語を備え、しかも i386 も含めたディストリビューションとしては考えうる限り最新のソフトを糾合した LinuxPPC。Jeff Car 氏の先見性と Amulet のパワーに脱帽する以外にありません(今度、焼き肉一皿おごりますよ)。
今回の件では、お二人の方(お二人とも私のページに温かいご理解を寄せて下さっており、これまでもたいへん学ばせていただいた先輩です)から、「やり過ぎではないでしょうか」「賛同します」という両極の、しかしいずれも建設的なメールを頂戴しました。私なりに色々と考えさせられる一件ではありましたし、今後のスタンスについても勉強になりました。この場をお借りしてお二人には心から感謝申し上げます。
「陽炎」については、順調な仕上がりをみせているようです。私の表記ミスで、「KDE の PPC 向け日本語版」と書いてしまいましたが、正確には、LinuxPPC 1999 にかぶせる KDE を中心とした日本語化パッケージです。これ、実現したらとても素晴らしいですよね。
現状、他の CPU 向け(特に i386)ディストリビューションに比べても、マックユーザの間には Linux に対する抵抗が多いというような声も聞かないではありません。ざっくばらんに私見を申せば、Windows なんかよりも、あらゆる意味で MacOS のほうが秀逸であり(ゲームオンリーのユーザでない限り ;))、Windows ユーザに比べたら Linux を必要とする局面は少ないために、ハナから相手にもしないということも言えるかも知れません(MacOS > Linux >> Windows ってなところでしょうか)。私自身、デスクトップには2〜3台のディスプレイが並んでいますが、そのうちの一台は、必ず MacOS が立ち上がっています。そうでないと仕事にならないのです。ただ、その延長線上には、Linux の取っつきにくさから「敬遠」「食わず嫌い」になっているケースもあるのではないかな、とも思います。その部分を払拭するという意味で日本語化パッケージ、特に KDE をベースにしたものは非常に重要だと思います。
インストールや運用面で、Linux は飛躍的に簡便化しています。それこそ日進月歩で一部のマニアの OS では全然なくなってきていると言えるかも知れません。「日本語化」という足枷がはずれた時、PPC 版の Linux は日本でも更に飛躍的な普及が望めるはずです。ユーザが増えることがいいか悪いかという議論もあるでしょうが、まだまだマイノリティといえる PPC 版 Linux の場合、もうちょっとパイを広げてみてどうなるのか、その可能性を探るのは決して意味のないことではないと思います。
一方、KDE と GNOME、どっちがいいかという話もあります。「日本語版は GNOME があるんだから、何で今更 KDE なの?」なんて乱暴なことを言う人もいます。私は両方、日本語版を i386 マシンで使ってみていますが、この辺は「現段階では」まだまだ好みの問題であり、人が云々する話ではないと思います。まぁ、いまのところ洗練度、完成度、安定度といった面で KDE。将来性、面白み、カスタマイズ性といった点で GNOME に軍配が上がるのかな、といった程度でしょうか。ともあれ PPC 向けは、まだ両者が互角の土俵に乗ったわけではありません。まずは「陽炎」の登場を待ち、あとはユーザの審美眼に任せるということになるのでしょう。
私はと言えば、どっちかというとメニューでいろいろ操作するってのが面倒なクチです。何かしようと思ったら、まずターミナル立ち上げる、というほうなので、GNOME 抜きの WindowMaker が一番好きです。
ところが、こうした Amulet のプロジェクトに対して、一部、意地汚くも醜い商業根性で接するという不貞の輩が存在します。私も執筆した経験のある Mac 系某誌であります。
今ここで詳細を記すわけにはいきませんが、Linux をめぐる精神について理解のある方であれば、だれしも必ず立腹するであろうひどい話です。今後、事態の推移を見守りたいと思いますが、その上で、Linux 文化に反するやり方を続けようというのであれば、雑誌名を明記した上で、Linuxer として(もちろん個人の立場で)ボイコット運動を展開することも辞さない覚悟です。
ちなみに、「ボイコット運動」について認識の低い日本の読者を相手に言わせていただければ、これは、あくまでも正当な市民運動であります。「お上根性」の抜けきれない前時代的人間には理解できないことでしょうけど(爆笑)。日本では「ボイコット」というと何か悪いこと、暴力的なことをしているような気になるものですが、正しい市民意識の根づいた国家であれば、当たり前のように行われている知的な(またあるケースでは唯一の)市民活動です。以前も、Linux 開発者への情報開示を拒否した東芝のノートパソコンについてボイコットを呼びかけたところ、妙に過剰反応してきた向きもあり、鼻先で笑ってしまいました(その後、東芝は素晴らしい路線転換を果たし、現在ではノートパソコンにおいて日本でも最先端の取り組みをしています)。また、最近も SONY のノートパソコンについて、Linux を使うという意味では欠陥商品である等と書いたところ、まったく無内容なメール(かつ、それを匿名で送るのですからお笑いですね)を送りつけてくる卑劣漢もいました。こういう姿を見るにつけ、あまりにも市民意識の低い日本という国に落胆著しい。いずれにせよ、私のページは、私がまったく個人の責任において、何のヒモもなく、私個人の意識と立場において運営しているわけでして、その意味で、ここでボイコット運動を呼びかけようが何をしようが、法的にも道義的にも(もちろん故なきことであれば道義的責任は発生するでしょうが)何の問題もないということを理解していただければと思います。
今回の件、私かなり本気です。それくらいひどい話なんですよ。
安定版については、2.2.11 からいよいよ Linus 氏の手を離れ、全面的に Alan Cox 氏の管理下に置かれるようになったそうです。今後 Linus 氏は 2.3.x 及び 2.4 の準備に専心するようです。
私も 2.2.11 の構築してみました。Config して、いざビルドしようと思ったら、いきなりのエラー! おおっ? と思いましたが、2.2.11 からは PC のメモリ容量について 1GB 以下か 2GB 以下というスイッチが新たに現れまていまして、これを設定しないとページングがらみのヘッダファイルがアンビバレントになってエラーになるのでした。お粗末。このスイッチを決めて、問題なく構築完了。
ちなみに 2.2.11 では、USB 関係のコードも 2.3 系のコードが流入して、かなり一新されています。ここら変、2.2.10 に加えていくつかやらないといけない点があります。近々、USB Mania! コーナーでご紹介しましょう。
一方、2.3.13 ですけど、これもファイル・システム系がまだまだ不安定のようで、私のようなトーシローが手を出せるレベルではなさそうです。一応、FAT 等は全部はずして構築してみましたが、しばらく使って、やっぱり恐いので安定版に戻しました。
ところで、PPC に関しては、2.2.11/2.3.13 においても最新コードの統合までは、あと一歩だそうです。Kernel ML では快適に動くというリポートもありましたが、もうちょっと vger あたりで落ち着かせておくのがいいかも知れません。
その一環として、東芝100%出資の会社「東芝コンピュータエンジニアリング」が、Linux 開発者並びにユーザに対して有益な情報を提供する Web ページとともに、ユーザ同士をつなぐメーリングリストを立ち上げました。
東芝のダイナブックは、いわば「ダイナブック思想」の体現者として、常に時代のなかで輝く存在でした。今また Linux の最適機種として、時代の先端に躍り出る姿をたいへんうれしく思います。これからも安心して周囲にも勧めることができます。
一方、サポート面で Linux ユーザの評判が最悪なのは SONY です。私も VAIO Z505DX を使っていますが、添付してきたOS(Windoze98)以外の OS を入れることなど完全に想定外です。そもそもユーザ・サポートの杜撰さはユーザの間でも定評があるところですが、Linuxを使っているなどと言おうものなら、それこそまともなユーザとしてすら扱ってはもらえません。最新機種(N505)では、キーボード周りに致命的なハード上の欠陥があったわけですが、これが判明して以降も、ユーザの問い合わせに対し「知らぬ存ぜぬ」「ソフトの問題」を繰り返したり、本来ならリコールしてもおかしくないところを、うるさく言ってきたユーザだけコッソリと部品交換するように指示していたりと、なかなかいい根性をしているようです ;)。(以上、Nifty の FVAIO から)
ちなみに VAIO Z505DX ですが、Linux マシンとしては欠陥だらけであり(音が出ないのは最新デバイスゆえに致し方ないとしても、USB やイーサ、PCMCIA が不安定極まりない)、Linux 中心に使いたい方は買わないほうがいいでしょう。これ以降の機種についても、状況は同様と思われます(VAIO 505RX、SX までは極めて快調であることは確認しています)。
VAIO のコンセプトとデザイン、工業製品としての仕上がりが際立っているために、アフターフォローの失点があまりにも惜しくてなりません。なんとかしてほしいと思います。
話題の GUI インストーラで、何の苦もなくインストールまで終了しました。はっきり言って超簡単です。思えば約2年前、初めて PB2400 に LinuxPPC を入れたことを考えると、まさに隔世の感があります。
ご存知ない方のために若干、ご説明しますが、LinuxPPC 1999 は、基本的には Intel 系の RedHat Linux 6.0 に準拠した内容です。しかし、LinuxPPC がオリジナルで作った X 上の GUI インストーラが添付しており、これが画期的なできばえなのです。MacOS 上でインストーラを立ち上げ、ボタンを一回押すだけで、あら不思議。X が立ち上がり、WindowMaker が立ち上がり、簡単操作のインストーラが立ち上がる。あとはボタンクリックを繰り返すだけでインストールが完了するのです。
あれはまだ3月でしたか……R5 のリリース予定から2カ月は過ぎていた頃でした。Amulet 市川社長から、LinuxPPC Inc が入れてきた進捗状況を聞きました。その際、市川さんは「今、インストーラの『ママ・テスト』やってるみたいですよ」と言ってましたっけ。「ママ・テスト」――素人である自分の奥さんや母親にやらせてみて、ちゃんとうまくいくか見届けるテスト。これを通過しているだけに、1999 のインストーラは、ただ者ではないできばえです、本当に。う〜む、そういえば、この「ママ・テスト」は私もよくやりますね。自分の書いた記事が理解できるか、女性を怒らせたりしないか。これ結構、鋭い点を突かれることもあります。ともあれ、世はすべからく女性の時代(という言い方自体、いけないというフェミニストもいますが ;P)。LinuxPPC にも、女性の絶大なる影響力が浸透しているというわけです。なんか Linux って男の世界みたいな気がしますが、そんな観点からも LinuxPPC は、ぜひ女性にも試してもらいたい逸品です。
Waiting for a Japanese KDE for PPC
このページでは、スタート当初から KDE について宣揚してまいりました。最近、KDE 日本語化の進展も著しく、 ようやく日本でも KDE が騒がれているようです。先日は、どこか大手の書店の経営者だったかが、「KDE が売れるキーワードだ」みたいなこと言ってた記憶があるし。「え〜、そんなになっちゃったわけ?!」と驚いたものです。ちなみに私自身は、KDE はテスト以外で使っているわけではありません。私の4台の Linux マシンは WindowMaker 一色です ;)。あくまでも、今後の Linux の普及を考えた場合、KDE は要になると言い続けてきたわけです。
KDE の日本語化といえば、最近では、Amulet が OpenLinux 2.2 向けに開発し、無償公開している日本語化キット「かぼす」に入っているものが評判です(最近、KDE-jp の ML でも見かけますね)。Amulet 佐藤大輔氏の労作で、LinuxPPC 向けの移植作業も進められているようです。大いに期待し、また応援していきたいと思っています。
Wonderful Wanderlust
メールの読み書き環境として、私は XEmacs + mew を愛用してまいりました。ここにきて、少々前のことになりますが、Wanderlust という、なかなか興味深いメール/ニュース管理システムと出会い、いろいろと試しています。
詳しくはホームページ(http://www.gohome.org/wl/)に譲るとして、この Wanderlust は、早くいえば Mew の「いいとこ取り」をし、よりグラフィカルに仕上げたリーダーです。まだ Mew ほど細かい設定をしているわけではありませんが、今後、軸足をこちらに動かす気配すらあります。ともあれ、これに馴染み次第、使い方を詳しくご紹介しようかと思います。お使いでない方も、とにかく一度、触れてみてはいかがでしょうか。