いろんなルポです。思いついたままにザザッと書くのでたいした内容はないでしょう。
何度も行っているという友人は、「今年はまたえらく狭くなったなぁ」と洩らしていました。たしかに、全体にこじんまりした感じで、「これが日本全国の Mac ファンが集う祭典か」と思えるほどでした。幕張メッセのパーティション3個分。昨年までは5個分だったそうで。会場の端のほうでは、さながら一頃の新宿西口近辺のごとく、放浪に疲れた人々が身を横たえジュースをすすり煙草を喫していました。また会場のはずれには、小休止&喫煙コーナーがありました。ここはさながらコンパニオンの虎の穴のごときで、立ちっぱなしでデジカメ・デジカム小僧の執拗な追及に疲れた御姉様方が勢いよく紫煙を鼻から吐き出すやら、おみ足を広げてぐったりとくつろぐやら、うらびれた感じが実にグッドでした。
Expo 最大のお目当ては、何を隠そう Amulet。高山さんの PB2400 開腹の手さばきでしたが、残念ながら私が行ったときは、すでに体力の消耗も著しかったか、別の方が開腹作業にいそしんでいました。Amulet 市川さんからは、会場で必見のブースを教えていただきました(表ではなく、もちろん裏の見どころです ;))。なるほどあれが市川さんの趣味かと合点した次第です。それはともあれ、Amulet のブースには、Card Bus 対応カードでつなげられるコンパクトタイプの ZIP やら CD やらのドライヴが並んでいました。市川さん、佐藤君とともに、思わず「これは欲しいね」とうなずき合いました。
毎日お世話になっている Mr. O'grady の姿も発見。少し話がしたいなと近づこうとしたら、御姉様方との写真撮影にお興じ遊ばされるなど、たいへんご多忙の様子。少し待とうかとソフト・ベンダーのブースで麻雀ゲームをやっているうちに見逃してしまいました。
やはり Expo、何か買わなければと物色しましたが、どうもいいものがありません。同行の友は、もう3カ月も前から「Expo で G3 カード買う、買う」としきりに夢想してきたためか、私が目を離した隙に疾風のように立ち去り、アッというまに買い込んで戻ってきました。見ると何やらいくつものワッペンやらシールやらもゲットしている様子。人混みに弱い私は、ただただ流れ移ろう人並みに酔うまいと立ちすくむばかり。これでは不覚とばかり、勢いこんであるショップのブースにかけ込むと、そこは縁日さながらの露店風。ついつい目についたケンジントンのマウスなるものを購入してしまいました。友人に背後から、「そんなもん、いつでも買えるよ」と言われたのが幸い、あわやというところで 3980 円ナリのアップル腕時計まで買うところでした。
余談ですが、このケンジントンのマウスはいいですね。いわゆる Thinking Mouse ではなく2ボタンのやつですが、なめらかな滑りといい、握り心地のよい卵型といい、軽快なクリックボタンといい、きめ細かな設定のできる添付ソフトといい、実に快適です。それにしてもここ一カ月、どうもマウス好いていて、Intel マシン用に Logitech の3ボタン(これ、2台目です)、Logitech の USB スクロール・マウス、そしてケンジントンと3つも購入してしまいましたよ、ハハハ。ちなみにこの他、Apple の純正マウスが4つ、Logitech の Mac 用3ボタン(コードレス)、USB 2ボタン(VAIO に色を合わせたミニタイプのやつ)、Microsoft の スクロールマウス等が周囲にころがっています。いやはやマウス・フェチとお呼びください。ちなみに Logitech の3ボタン(PS/2 互換)は、今やぷらっとホームあたりで 1980 円で売ってます。Intel マシンをお使いの方は、ぜひ2つ3つ買っておいてください。使いやすいですよ。
閑話休題。
企業のブースでは、Adobe がでかい画面を駆使して Illustrator のプロモーションを行っていたのが印象に残りました。インカムつけて早口でしゃべりながら、手さばきもあざやかに次々とイラストを作り上げていった御兄様。へぇ〜、こうやって使うのか、こんなこともできるのかと感嘆しきり。どうやるのかは忘れましたが、とにかくすごいんだなと印象付けられました。あとはインタウェアのブースですか。どうしてあんな展示をしていたのか、その脈絡は今でもよく分かりませんが、レオタード姿の御姉様2人とDJ風の御兄様が、よく深夜の通販番組に出てくるような室内歩行器を宣伝していました。いったいあれは何だ、という哲学的な問いかけはともあれ、手ブレせぬよう脇を固めて御姉様の局部に最大ズームで近寄っていったデジカム叔父様には呆れましたし、それをやさしく微笑んで受け入れていた御姉様には荘厳な愛すらも感じました。
あとどこでしたっけねぇ、最新版の Load Runner のデモやってました。ネットワーク対戦できる 3D 型のやつでした。DOS アプリ時代の、ごくごく質素な Load Runner から知っている私にとって、この変わりようには目が回りました。さっそくトライしてみようとマシンにかじりついたのですが、練習モード中にハング。複雑になった分、トラブルが多そうですね。しかし、これ「自爆」スイッチが付いているんですが、何に使うんでしょうか。練習モードとはいえ、私も含めネットワークでつながった他の人も頻繁にキーを押し間違えて「自爆」させていました ;)。
MacOS X server のデモにはさすがに人垣ができていて、肩の間から覗いただけです。遠巻きにしながら、「あぁ、やっぱり NeXT っぽい」というのが実感です。Yellow のソフトの出具合にもよりますが、いざ発売のときによほど余剰資金がない限り、MacOS X まで待つことになるんでしょう。展示で面白かったのは、こんなところですかね。2時間ほどで見終わってしまいました。『つなごうみんなのマック!! エキスポ オフ』までの時間をつぶすのがたいへんでした。
さて、その「エキスポ オフ」。これはなかなかの盛り上がりを見せました。飯嶋さん、Kan-G さんはじめスタッフの皆様、本当にご苦労さまでした。田中さんが自作の QuickTime VR 撮影機で QTVR ムーヴィーを撮影されました(http://www.avis.ne.jp/~meteor/index2.html)。左側に緑のコート、右側に茶色のコートを着た人に挟まれた、紺のスーツ姿が私です……といってもわかんないでしょう。
オフでは、私のことを知ってくださっていた何人かの方ともお話ししました。例えば RIKIBON の YAS さんは Live を入れた PB2400 を見せてくださいました。YAS さん、ぜひ PCMCIA 動かしてみてねぇ〜! また、モバイル・パソコン向けのバッグをデザインしたという守川さんが「知ってますよ! 有名人ですね!」と言ってくださいました。いや〜、よしてくださいよぅ、そんなこと言われても困りますよぅ、と面映ゆいのなんの。それはともあれ、そのモバイル向けバッグ、実に素晴らしいできばえでした。カバンに入れたままパソコンが使えるというすぐれもの。興味のある方は Burst 社のページをのぞいてみたらいかがでしょう。
あとは以前、Internet Watch にこのページをご紹介くださったホサカさんもいました。テーブルに来て自己紹介されたので、「そういえば前、メールくださいましたね。PB & Linux ページの Nakashin です」と言いますと、突然、「申し訳ありません! まだインストールしてません!」と妙に恐縮してしまわれて ;)。そんな、誰も怒りませんよって。何だか私、Linux 強制してるように思われているのかしら(爆)。さらに極私的ページの水谷師ともご挨拶を。だいたい公刊される写真では必ずグラサン掛けているんですけど、根は本当にシャイないい方です。また、Amulet の市川・高山両氏も来られていて、しばし Linux 談義に花が咲きました。このお二人、私と同世代なんですね。市川さんが同級生、高山さんが1つ下。いにしえのテレビ・ヒーローの話からはじまって、本当に話が合います。
さて、オフでは、特賞 iMac を筆頭に、当選多数の豪華クジ引き大会がありました。ここで私はまたクジ運の悪さを再認識しました。結局、ほとんどの人が何か当たったのですが、私はその中で最低の景品でした。何せ「アメ玉」と「Power Yu のマスコット」。もう、自分を笑い者にするしかありませんでしたね。まあ、マスコットのほうは、ウチの1歳の息子がいたく気に入ったようなので救われた気がしましたけど。ただ、もらって3日目にして、ヨダレまみれになったそのマスコットは、もはや息子にも忘れ去られ、部屋の片隅に寂しく転がっています。
その後、私はといえば、酔いを醒まし職場へと戻ったのでありました。やはり Expo は「お客さん」では面白くありませんね。来年は、何かしら主体的に取り組める Expo にしたいなと思いました。