純正クリックスイッチを切り取り、タクトスイッチを取り付ける

 タクトスイッチを仕込むために本来のスイッチが下に有ると邪魔になるので切り取ります。まず銀色のスリープスイッチの固定ネジをはずしてクリックボタンユニットの枠からフィルムケーブルを剥がします。クリックスイッチそのものはフィルムケーブルと一体になっていてクリックボタンユニットの枠に両面テープのような粘着剤で固定されているので剥がしてしまいます。剥ぎ取ったフィルムケーブルから図のようにケーブルの一部になっているスイッチ部を切り取ります。はさみで簡単に切り取れます。切り取ったら元の位置に貼り直しましょう。
 

 

 今回用意したタクトスイッチ(アルプスKHC-10902)は少し大きかったので、クリックボタンユニットの枠にあるフィルムケーブルの位置決めピンが邪魔になったため削り取りました。次にタクトスイッチ裏側のピンを切り取ります(モノによっては無いものもあるかも)接点の金具も開いて裏を平らにします。スイッチが少し大きかったのでカッターでタクトスイッチの角も削り取りました(図の青線部分)。うまく行けばクリックボタンユニットのワクにぴったり納まって固定が楽です(両面テープなどを使わなくても固定出来ます)。小さいスイッチを使う場合は両面テープや接着剤でクリックボタンユニットの枠に固定する必要があります。用意したタクトスイッチが少し厚すぎたのでサンドペーパーで裏を削り厚みを調節しました。髭ボタンの裏側には本来のスイッチを押さえるための突起(ピン)が邪魔だったので根元から切り取りました。(スイッチの種類によっては、削るなどの長さの調節程度で済むかもしれません)。

 

 

 タクトスイッチに線材をはんだ付けします、単にスイッチですから色分けする必要はありませんが、お飾りとしてはもう少し派手目の色を使った方が良いでしょう。スイッチの反対側はフィルムケーブルのコネクタ部分にはんだ付けする必要があるので、線材は単線の細いものを使用します。はんだ付け箇所には念のため熱収縮チューブを付けておきます。熱収縮チューブはライターであぶっても良いですが、はんだごての先でさっさっと撫でてやるとうまく縮みます。

 タクトスイッチからトラックパッド基盤へ繋ぐコネクタ部分に配線を引きます。(マザーボードに繋がるコネクタではないので注意してください)髭ボタンなどに干渉しないようにしましょう。一度裏側に抜いて引き回すと髭ボタンに干渉せずに配線出来ます。配線を一旦ひいたら、髭ボタンを組み付けてクリックしてみます。配線にテスタをあててクリックしてみるとなお良いでしょう。クリック感が気に入らなければ取り付け具合や、スイッチの変更を考慮します。クリックがOKなら線材をコネクタにはんだ付けします。