バード電子から「インタークーラーG3」の2号機を送っていただきましたので1号機と比較してレポートします。
テスト環境は、「静冷台」・「インタークーラーG3」比較レポートと同一です。
2号機はファンが2基から1基に減っています。また、試作品ということで本体はA4DOS/Vノート用から流用しているため若干小さいほか、ADB端子がないためインタークーラーに独占されます。まあ、この辺は試作品のためです。気にしないで構いません。
早速温度の様子をレポートしたいと思います。
が、1号機とほぼまったく変化がありません。「G3 Strip」によりますと通常時68度程度のものが64度くらいに下がる程度です。
ただし、本体裏側は2つついているものよりは温度が高いです。しかし「暖かい」というよりは「ぬるい」という感じで、きちんと放熱されているのが分かります。1号機は「冷た」かったです。
これでは終わっちゃいますので少し考えてみたことを書きましょう。
ぼくはシステムバス66MHzの製品を使っているわけです。これは基本的にCPUの温度は高くなりません。せいぜい76度程度です。冬季では72度が限界です。
CPUはどちらかというと本体の上側についています。また、上向きです。下からいくら風を当てたところでCPUレジスタ値というのはあまり下がらないと思います。
すなわち、CPUレジスタ値はこの製品にとって意味がないのではないか、ということです。
なぜなら、ぼくたちユーザが熱いと感じる部分はキーボードの部分と、裏側の特にアルミラバーの部分だからです。
そして、裏側のラバーコーティング部は驚異的に温度が低下しているからです。
熱を発散するのはCPUだけではなく、グラフィックチップやメインコントローラなどのチップ類、HDDなどです。中をこじ開けて調べたわけではないですが、これらのチップもある程度は熱が下がっていると思います。
CPUは2400c Seriesのように極端に熱くならないのかもしれません、G3 Seriesのシステムバスの低い製品では。
多分、上から風を当てればCPUレジスタ値は下がると思います。しかし、裏側のラバー部はあまり下がらないでしょう。
ちょっとまとまらないですが、上側を冷やすには上側からというのしか方法がないかもしれませんね。
インタークーラーG3はすごいと思います。あくまでも体感ですが、一番熱くなるときと比較すると20度近く違うのではないか、と思います。ファンを運転していると全然熱くならないのです。
ただし、内部上側にあるパーツはさすがにあまり下がらないようです。キーボードの熱もさほど変わりません。これは構造上、もう下がらないのではないでしょうか?
今回ファンは1基減ったわけですが、確かに若干裏側の温度は上がったようです。しかし、CPUレジスタ値を見る限りはどちらも代わりありません。
ぼくは使っていて1基でもいけると思いました。別に差が極端に開くわけではないですから。CPUをフル稼働するような使い方をぼくがあまりしないというのもあるかもしれません。
他のテスタの方も触れられていることですが、ラバー対策はもっと練らなければなりません。インタークーラーG3本体の外周をラバーなどでコーティングするか、全ての鋭角を丸めなければならないでしょう。
ラバー部はちょっとした角でもすぐに傷が付きます。そして貼り替えるということが不可能です。これに傷が入るとかなりショックを受けると思います。
それから、ファンの音ですが、やはりぼくは音に敏感なようです。今回もうるさいと感じました。
この製品の開発を円滑にするためにシステムバス83MHzのテスタも必要だと思います。
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