PowerBookを入手したら…
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 難しい話をいうつもりはないのですが、もし新しいPowerBookを入手して、すぐに使って悦に入ってしまう前に、できればこれだけはやっておきましょう。


●本体を箱から出す前に

 あなたは今、PowerBookを自宅に持って帰ってきました(あなたにとって新しい機種。新品はもちろん、中古でも、譲って貰った物でも、拾った物でも)。さてそこで、あなたはそのPowerBookに対して2つやっておくべき事があります。これは嫌だったら別にしなくても良いのですが、なるべくやっておきましょう。ちなみに、これはAppleの取り扱い説明書/初心者マニュアルにも書いてありません。

 まず1つ目は今し方支払った、またはローンを組んだこのPowerBookに掛かった金額を思い出してため息を一つつきましょう。これはたとえ貰った物でも激的に安かったものでも、それまでの経緯や段取りを思い出してこのPowerBookの存在を確認しましょう。購入を今日まで悩んだ人、予約から到着までの長かった辛抱などに決着が着くはずです。ため息をつくのはそのためであり、決して不幸なものではありません。

 そして2つ目は、箱を開ける前にあなたの家族を集めましょう。あなたが家長であればなおさらこのPowerBookの存在は重要です。今後、そのPowerBookがどうなってしまうのかはあなた次第ですが、たぶんあなたはこれからほとんどの時間をPowerBookとともにかまけてしまいます。そんな大事な役を勤めるPowerBookを家族とともに迎えなくてどうしますか。これはある意味で『誕生の儀式』なのです。開封はかならず家族と共に行ないましょう。


●1人で箱から出してしまった場合

 もし仮に、すでに一人でPowerBookを箱から出してしまって、嬉しそうに使っている所を家族に見つかったとします。それを見た家族は、「あ、買ったの…」といった感じで、何食わぬ顔をしてその場を通りすぎてしまいまうでしょう。また、そうでないとしても、『誕生の儀式』を共に迎えられなかったその家族は、その後PowerBookを気に入らない様になってしまうでしょう。それは何故か?やはり箱を開ける時から見ていなかったからです。ですから、その家族には思い入れも無い物となります。そしてそういった迎え方をされたPowerBookは少なくとも持ち主にとっては嬉しいものでも、家族にとっては『困った対象』となり、出す度に苦い顔をされ、そのうち家族の前には出しにくくなるでしょう。そうなってしまう前に、なるべく家族を集めてから箱から取り出しましょう。


●PowerBookを立ち上げる前に

 箱から取り出したら、すぐに立ち上げたくなるのが心情。気持ちは判りますが、しかしここまで来て焦ってはいけません。でも、もし今あなたが仕事で急いで使う必要があるのならここは良み飛ばしても構いはしませんが、自前で買ってきて、これから長く付き合いそうな場合は是非ともお読みください。

 液晶を立てる前にまず蓋を閉じたまま手にとってみます。そして手のひらに乗せて廻します(笑)『敵を知るにはまず味方から』と言いますが、まったくもってその通りでまずはソフトよりもハードを理解しておきましょう。でも、それよりもPowerBookの売りは何といってもそのデザイン。あまり詳しくは知りませんが、茶道ではお茶をいただく前に器を褒めるそうですが、気持ち的にはそんな感じです。自分で書いていてなんですが、故伊丹十三監督の『タンポポ』(見た事無い方は是非一度ご覧ください)に出てくる「ラーメンの食べ方」に通じるかもしれない一種の『作法』、まあ気持ち的にはそんな感じで捉えて貰えると幸いです。


●PowerBookと共にあらんことを...

 これであなたは家族と共に新しいPowerBookを迎える事ができました。でも、時間は次から次に新機種や新しいマシンを連れてきます。でも、そんな誘惑に負けてはいけません。気持ちよく使える間は今のPowerBookを大事にしてあげましょう。処理が遅いなと感じはじめたら、CPUやマシンそのものの処理速度に応じたOSやソフトに変更して長く使ってあげましょう。無理にメインマシンを続けさせるより、思いきってセカンドマシンに格下げしてあげるのも大事な事です。でも、ノートマシンでのセカンドは嫌だという方は、潔く新たな持ち主を探してあげましょう。部屋の隅で、ホコリをかぶらせてまで持っているのは、デスクトップマシンとは違って、バッテリーを搭載するPowerBookにとっては大変命取りな事です。バッテリーが生きている間に大事に使ってくれる次なる持ち主を探してあげるのも今まで働いてくれたPowerBookに対しての最後の恩返しとも思います。

 さて、職場ではネットワークの知られなさからくる嫌味や苦情や、WinPCユーザーとの確執があったりするかもしれませんが、それにもメゲてはいけません。薄さや軽さで迫りくるWintel系のノートPCにも浮気してはいけません。逆に見れば薄さや軽さだけがノートPCの全てではないことを考えましょう。もし、毎日運んでいて『重い』と思ったらアップルにメールしてみましょう。メールを送るだけじゃダメだと思ったら署名運動でもユーザーグループへの呼び掛けもしてみてください。今さら書きますが、PowerBookユーザーは長い間軽くて手軽な機種を望んでいるのですが、今のアップルはその要望に応じてはくれないようです。大半のユーザーは、今も実現されていないように思っているのですが、すでに諦めているのも事実だと思われます。

 RIKIBONでは、自分の欲しいPowerBookを『創る』べくいろんな人といろんなところで活動していますが、今持って実現していないと認識しています。もし、ご自身が長くPowerBookを使っていて「やはりPowerBookには、こういう機種が欲しい!」と思われたなら、そのうちにネットかオフ会で是非お会いしましょう!ほいではまた(^^)」


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