MAC LIFE97年4月号に付属していたCDには、PlainTalk1.5の英語版のスピーチ「Text to Speech」と英語版の音声認識「Speech Recognition」、そして、エージェントメーカーのデモ版が入っていました。さっそくインストールして使ってみました。HDにコピーした『コーシングラフィックシステムズ』のフォルダーには3人のエージェントとして、一人は男性版の「ラルフDemo」そして、女性版の「キャシーDemo」と、まさにデモ版的な「即席立野さん」が入っていました。とりあえず僕は男性版の「ラルフDemo」を使ったのだけど、使う際に一つ疑問が湧いたのですが…。返事は確かに日本語で返ってくるのだけれど、こちらの呼びかけは英語ってそれは何?そういえば、昨日はすっかり日本語だとお伝えしたがまったくの勘違いで今さらながら訂正します。『日本語を認識するPlainTalkはまだ出ていない…。』
それにしてもPlainTalkってたしか94年の秋ごろに発表されて、あれよあれよと言う間にIBMに追い越されて今だに日本語化の噂も聞かない状態でしょう。たしかに技術的に大変なのは良く分かるし、IBMは長く研究していたのもあるでしょうけど、それにしても今だに発表した当時からちょっとだけ変わったくらいではやっぱ承知できないでしょう。だって、発表されたときにはそれなりに「おお!」とか思ってかなり期待したもんだし、日本語対応もそのうちに…と思いきや、それっきり。やっぱり、こういうのってAppleのCEO交代劇のあおりをくらってんじゃあないのかな?
今回のQuickTime3.0の発表で何らかの動きがあればと思ったりもするけど、CEOが変わったらソフトの方針も、さらにはMacintoshの方向性が変わるんであるのなら、仕方無いと言えばそれまでだけど、そういう会社って信用できるか?って話しになると思うんだよね。ユーザーとしては。
ましてやNewtonなんかその最たるもんで、有名な「泳げるころには…」で結局出されなかった日本語OS、日本語の文字認識の話とか有った訳だし、そして最後には計画中止を出された訳でしょ。それらを考えると、同じ頃に出されたPlainTalkもなんとか今だにHPもあるなどしてがんばっているが、実際に使いたい側としては昨日のIBMのソフトのやれる事なんかを見ちゃったら、エージェントメーカーなんてまだまだ発展途上なんだなと思わざるを得ない気分になってしまった。
先日の『Work With Mac!!』でも思ったのだが、Appleって「Think different.(TM)」とかいったような気取ったCMをやってる場合か?と思うんだけど、ユーザーの皆さんはどう思いますか?なりふり構わずとは言わないけど、もう少しMacintoshやPowerBookを全面に押し出したCMをすればいいのにと思うのは僕だけでしょうか?もしAppleのマーケティング部の方がこのページをご覧になっているのなら、アメリカ本社の意向もあるだろうけど、もう少し日本のユーザーの事もしっかり考えて欲しいと僕は思います。
Newtonを中止にしてまで出すようなハンドベルトコンピュータや、3.6KgもあるPowerBookを出すなんて、パソコンが売れなくなったといわれるこのご時勢に、PowerBook2400やVAIOの売れた日本の市場をどう見ているのかという事を疑わざるをえないでしょう。(USに比べれば数は少ないでしょうけど)
とりあえず今日はここまでとして、最終的にはまたもポジティブな発言になってしまったが、エージェントメーカーを使ってみて思ったことは、ビデオで見たH.G.ウェルズの「タイムマシン」の未来のシーンに出てきた「リングを回すと喋る物」を思い出した。あまりにも早すぎるコンセプトの提示も良いのだけれど、せめて完成して欲しいものだなと思いました。
でもね、気分的にはかなり楽しいですよ、なんといっても喋ってウィンドウが閉じるんですからねぇ。それではまた!『Good-By Mac(エージェント終了コマンド)』(^^;;)